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労働災害の発生のしくみ

労働災害の発生のしくみ

(2012年6月 6日更新)

 
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『ルールを守る安全職場 みんなで目指すゼロ災害』。これは、本年の第85回全国安全週間(7月1~7日)のスローガンです。
 

 

全国安全週間とは

「労働災害を防止するためには、安全衛生の担当者や労働者の方による現場の確認、機械設備の安全基準や作業手順などの基本的なルールを守るという、原点に立ち返ることが必要であり、そのことによって労働者の方の安全を確保し、労働災害ゼロを目指していく必要があります」との観点から決定されました (厚生労働省発表)。

 

 PHP通信ゼミナール『安全活動の基本と急所がわかるコース』の目標は、まさにこの観点をスタートラインとし、自主的安全衛生活動の活性化を促すために企画された通信教育カリキュラムです。


労働災害を防止し、より快適な職場づくりは事業者の責務です。その責務を果たすには、日常作業で発生する不具合や潜在リスクを肌で感じ取り、直ちに現場監督者に報告・連絡・提案できる高い安全意識・能力を持った作業者の育成、また、安全衛生活動への全員参画促進が必要となるのです。
 

本通信ゼミナールを受講することで、安全で健康的に働くために必要な基礎知識を習得し、職場に潜在する危険・有害要因を事前に摘み取る自主的安全衛生活動の重要性を理解いただけます。そういったことから、社員の皆様はもとより、契約社員、パート・アルバイトの皆様にもぜひ受講をお薦めします。
 

本年度も労働災害ゼロを目指し、全国安全週間及び準備期間(6月)からの導入をご検討いただければ幸いです。

 

それでは、以下に通信ゼミナール『安全活動の基本と急所がわかるコース』のテキストの一部をご紹介し、安全活動について考えてまいりたいと思います。

 

*    *    *    *    *


 

「不安全状態」と「不安全行動」

「労働災害」は、「事故」が起きた結果、作業者が死傷したり、職業病などの疾病になる現象をいいます。では、なぜ「事故」は起きるのでしょうか。それは、「不安全な状態」や「不安全な行動」が直接原因となって起きます。

 

「不安全状態」とは、仕事で使う設備、機械、器具、工具等や、職場内の作業環境などの、「物の面」で、各々の危険・有害性(要因)に対する安全が確保されていない「状態」をいいます。

 

「不安全行動」とは、作業者本人や作業関係者などの、「人の面」で、決められた安全な作業方法や安全ルールを実行しなかった、あるいは、体調不良とか、ついうっかりぼんやりして実行できなかったなどのような安全でない「行動」をいいます。

 

そして、「不安全状態」や「不安全行動」が起きる間接の原因としては、会社の経営者や管理監督者、安全衛生管理の担当者が、不安全状態や不安全行動のチェックを怠って気づかないまま放置していた。または、不安全状態に普段から気づいていたが、修理・補修や改善の措置をしなかった、不安全行動をする作業者に対する監督・指導、再教育を怠ったなどの是正措置をとらなかったなどの「安全衛生管理の面」での欠陥、つまり、「安全衛生管理が不十分」であったことが上げられます。

 

PHP通信ゼミナール『安全活動の基本と急所がわかるコース』

第一章「職場の安全衛生とは」より抜粋

 


 

太郎良譲二  たろらじょうじ
1948年生まれ。1971年、(株)PRC入社、企画制作本部にて映像作品の企画・脚本・演出に携わる。1973年、故近藤英一郎師(TWI・3Jコンダクター、元人事院、元労働省訓練局、元東京安全衛生教育センター講師)の主催するTWIトレーナーコース(JI)を修め、同師に産業訓練全般にわたる教育指導をいただく。
1978年、初代代表取締役社長の死去により同社代表取締役就任。現在まで自主企画による産業視聴覚教育用映画スライド、ビデオ(一般に市販教材・作品と呼ばれる)約400作品を制作し、毎年、新作品を発表している。
その他、特定の企業・公益団体等から委託を受けた企業・製品広報をテーマとした映画スライド、ビデオを約100作品制作している。
公職、聴覚言語障害者安全衛生教育資料開発委員会委員(1983年~1992年、85年より代表委員。日本障害者雇用促進協会より国庫金委託研究事業)、社団法人産業安全技術協会監事。他、船員災害防止推進会理事、建設業労働災害防止協進会理事、JITA会メンバー(社団法人日本産業訓練協会OB会)、日本生産性本部アカデミーマスター、日本ベンチャー学会会員。産業視聴覚教育コンサルタント。

 


 

PHP通信ゼミナール

『安全活動の基本と急所がわかるコース』

労働災害防止に対する安全意識の高揚と、災害を防止する一員としての自覚喚起をねらいとしています。

特長1)安全のスペシャリストが災害防止のポイントを的確に解説します。
特長2)イラストをまじえた具体的な事例を取り上げているので、臨場感を持って学習できます。
特長3)職場で実施される安全作業教育のフォローアップ教材として活用できます。  

[監修]

荒井喜久男(厚生労働省大阪産業安全技術館解説員/大阪安全衛生教育センター講師)
太郎良譲二((株)PRC代表取締役/産業視聴覚教育コンサルタント)

 


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