課長職にマネジメントの革新を!
RSS

5Sは職場風土を映す鏡

5Sは職場風土を映す鏡

(2013年1月18日更新)

 
  • はてなブックマーク
  • Yahoo!ブックマーク
  • Check

ある先生との対話――。海外の教育・研修テーマが話題となった。「日本発の教育テーマでは、報連相、PDCA、そしてやっぱり5Sですね」

 

日本の強みは、いわば現場力にあるといえるだろう。それを習得し、自分たちのものにしようとする海外企業が行き着いた教育課題が、〈報連相〉〈PDCA〉〈5S〉であったのかもしれない。

なかでも、5Sは製造業の基本中の基本といってよい。

 

5Sとは、整理(Seiri)・整頓(Seiton)・清掃(Seiso)・清潔(Seiketsu)・しつけ(Shitsuke)の頭文字をとったものである。製造業になじみのない方でも、この5つの言葉は身近に感じられることと思う。しかし、自分の家の整理・整頓や掃除とは、そのニュアンスは大きくちがう。
以下に、5Sそれぞれの定義を列挙しておく。

 

整理・・・・・・必要なものと不必要なものを区分し、不必要なものを捨てること

整頓・・・・・・必要なときにすぐ使えるよう、正しい置き方やレイアウトを決めること

清掃・・・・・・ゴミ、汚れ、異物などをなくし、不具合を発見すること

清潔・・・・・・整理・整頓・清掃を繰り返し、徹底して、衛生面・環境面を含めてきれいに保つこと

しつけ・・・・・・決めたことが守れるように習慣づけをすること

 

たとえば、機械・設備が故障すれば、製造ラインはストップしてしまう。そうならないように、日頃のメンテナンスで不具合が発見できれば、製造ラインが突然ストップするような事態は避けることができる。

また、作業効率の面からも、働きやすい職場をつくりあげることは大切である。自分たちで自分たちが働きやすい職場をつくる。その積み重ねの習慣が、日本の強いものづくりを支えてきたといってもよいだろう。

今、製造業の多くは、円高とグローバル化の波にさらされ、もがいている。このような時代だからこそ、強い現場づくりをめざして、基本中の基本である5Sを見直すことが大切になってきているのではないだろうか。


 

教育出版局 企画制作部

 林 順一


 

【最新刊DVDのご案内】

日本語・英語・中国語で視聴できる
『基本を徹底する 5Sの鉄則』
 ~着眼点と取り組み方~

5Sの基本を網羅した内容で、意義・取り組み方・着眼点について、基本を理解していただくことを目的としています。

・5Sを積極的に推進している3社の取材事例を収録。5Sの基本が実例に即して学べます!

・日本語・英語・中国語の3言語に対応。国内の製造現場はもちろん、海外の従業員教育にも最適です!
・5Sの各ステップをチャプターで選択視聴可能。必要なステップが個別に学べるので、パート・アルバイトの導入教育、小集団活動、ミーティングなどさまざまなシーンに利用できます!


メールマガジン

更新情報をメルマガで!ご登録はこちらからどうぞ