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健康管理~食品衛生の3原則

健康管理~食品衛生の3原則

(2011年8月15日更新)

 
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「食品衛生の3原則」を実践するうえで、大前提になることがあります。それは食品製造現場で働く人自身が「健康であること」です。

 

「自分自身の健康」が第1条件

感染症にかかっていたり、手などに傷があっては、どんなにしっかり3原則を実践しても意味がありません。職場で行なわれる健康診断は必ず受けましょう。


 

検便はなぜ大切か

食中毒菌を保有しているかどうかを調べるうえで大事な検査が「検便」です。食品製造現場で働くならば必ず定期的に検便を受けてください。発熱や下痢といった症状が出たら出勤を控えるのは当然ですが、食中毒菌を保有していても症状が出ない人もいます。そのような「健康保菌者」になっていないかを調べるには、検便がもっとも確かな方法なのです。

 


日ごろの食生活も……

暴飲暴食をさけ、睡眠を十分にとり、規則正しい生活をするといった当たり前のことをおろそかにしないことです。またレバーの刺身や生ガキなど肉や魚介を生食した場合に、サルモネラやO-157、ノロウイルスの保菌者となる可能性もあります。これらの食べ物はできればロにしないようにしたいものです。日常の健康管理は食品を扱う人の義務と心得ましょう。 

 

(次回につづく)

出典:『食品衛生の3原則ハンドブック』  

食品衛生の3原則バックナンバーはこちら

 


 

小林一寛   こばやしかずひろ
 

1943年大阪府堺市生まれ。医学博士、獣医師。1966年大阪府立大学農学部獣医学科卒業。同年、大阪府立公衆衛生研究所公衆衛生部微生物課に入所。研究員、総括研究員、感染症解析プロジェクトリーダー、感染症部細菌課課長を歴任。2004年大阪府を定年退職。その間、大阪府立大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻客員教授、大阪府立看護大学医療短期大学部臨床検査学科非常勤講師、文部科学省学校給食衛生管理推進指導者派遣巡回指導事業委員会指導委員等を歴任。
2010年現在、サラヤ株式会社学術顧問、大阪大谷大学短期大学部生活創造学科非常勤講師、関西医療大学保健看護学部非常勤講師、堺市学校給食安全衛生推進専門家会議委員。
<主な著書>
監修『みんなで防ぐO-157』(ぱすてる書房)、分担執筆『食中毒予防必携』『食品衛生検査指針 微生物編』(以上、日本食品衛生協会)、『感染症の事典』(朝倉書房)、『新感染症学』(日本臨牀社)等多数。

 


 

ISBN4-569-77623-X.jpg『食品衛生の3原則ハンドブック』

「食品衛生の3原則」を実践するにあたり、特に重要な点をピックアップし、好ましくない考え方や方法をまじえながら、「なぜそうしなければならないのか」「守らないとどのようなことが起きるのか」などを簡潔にわかりやすく解説していきます。 


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