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「5S」とは~食品衛生の3原則

「5S」とは~食品衛生の3原則

(2011年11月11日更新)

 
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食品衛生の基本は、つねに「清潔」に保ち、作業を「迅速」に行なうことです。
これを実践するために不可欠なのが、「5S(エス)」です。

 

①整理(Seiri)


必要なものと不必要なものを区別し、

不必要なものは処分すること。

 

②整頓(Seiton)


必要なものが必要なときに

必要な量だけすぐに取り出せる状態にすること。
そのために保管場所を決め、

いつも同じところに正しく保管する。
使ったら元に戻す。

 

③清掃(Seisou)


施設や設備を洗浄・消毒し、清潔に保つこと。
すなわちきれいにそうじすること。

 

④清潔(Seiketsu)
 

汚れがなく、衛生的な状態であること。
①~③がつねに行き届いた状態。

 

⑤しつけ(Sitsuke)
 

①~④や決められたルールをしっかりと守ることを習慣づけること。

 

 


製造現場には、調理に必要なさまざまな機械、保管設備、器具、容器などが置かれています。これらの整理・整頓がきちんとできていないと、作業効率が悪くなるばかりか、清掃も行き届かなくなり不衛生になります。
一人ひとりが「整理・整頓・清掃・清潔」を習慣になるまで実践する、決められたルールを守る、この地道な積み重ねが食品衛生の基本なのです。

(次回につづく)

 

出典 : 『食品衛生の3原則ハンドブック』  

食品衛生の3原則バックナンバーはこちら

 


 

小林一寛   こばやしかずひろ
 

1943年大阪府堺市生まれ。医学博士、獣医師。1966年大阪府立大学農学部獣医学科卒業。同年、大阪府立公衆衛生研究所公衆衛生部微生物課に入所。研究員、総括研究員、感染症解析プロジェクトリーダー、感染症部細菌課課長を歴任。2004年大阪府を定年退職。その間、大阪府立大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻客員教授、大阪府立看護大学医療短期大学部臨床検査学科非常勤講師、文部科学省学校給食衛生管理推進指導者派遣巡回指導事業委員会指導委員等を歴任。
2010年現在、サラヤ株式会社学術顧問、大阪大谷大学短期大学部生活創造学科非常勤講師、関西医療大学保健看護学部非常勤講師、堺市学校給食安全衛生推進専門家会議委員。
<主な著書>
監修『みんなで防ぐO-157』(ぱすてる書房)、分担執筆『食中毒予防必携』『食品衛生検査指針 微生物編』(以上、日本食品衛生協会)、『感染症の事典』(朝倉書房)、『新感染症学』(日本臨牀社)等多数。

 


 

 

『食品衛生の3原則ハンドブック』

「食品衛生の3原則」を実践するにあたり、特に重要な点をピックアップし、好ましくない考え方や方法をまじえながら、「なぜそうしなければならないのか」「守らないとどのようなことが起きるのか」などを簡潔にわかりやすく解説していきます。  


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