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トップが語る私の経営観~山中幸雄

トップが語る私の経営観~山中幸雄

(2010年12月14日更新)

 
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私は、高校時代に友人とロックバンドを組みドラムを担当し、将来プロになる夢を抱きながら楽しい学生生活を送っておりました。

 

しかしプロへの道は遥か遠く、高校三年生のときにあえなく断念し、税理士の資格を取得し独立開業という新たな夢を目指して、卒業後、専門学校の門をたたきました。

 

それも束の間、無謀にも税理士ではなく公認会計士へとチャレンジを変更してしまい、公認会計士の受験資格を得るために大学へ行くか、自分自身どう決断したらいいかわからない状態が続いたなか、二年間の専門学校も卒業となってしまいました。


卒業後三カ月くらい、進路について悩んでいたときに、地元所沢の企業で経理担当者を募集しており、その企業にお世話になることになりました。勉強と実務の違い、資金会計の難しさなど、さまざまな業務を教えていただいたことを今もって感謝しております。また、社長のご好意により、仕事を続けながら夜間大学に通学することを認めていただき、このご恩を一所懸命働き仕事を通じて返すのだという思いのなか、充実した日々を送っておりました。

 

しかし、心のどこかに、「夢の実現ができなかった」「チャレンジさえもできなかった」自分に対して、不満が残っておりました。だからといって、チャレンジしてもダメだったときのことを考え、こんなにもお世話になった会社を恩返しもせずに辞する勇気がもてなかった自分がいました。

 

悩んでいたなか、山本有三著の『路傍の石』の主人公の生き方に勇気をもらい、また社長のご理解もいただいて会社を辞し、公認会計士資格へのチャレンジをし、そして無事合格することができました。資格取得後、監査法人へ勤務、三十歳で独立し、現在十七年経ちますが、人生の岐路で一歩踏み出す勇気と周りの人たちに支えていただいたことが、自分の原点にあります。その原点を忘れることなく、まだまだ精進が足りない自分と戦いながら、新たな夢の実現を目指して、これからも生きていきたいと思っております。

 

株式会社 CNSコンサルティンググループ 社長 山中幸雄


『トップが綴る 勇気が出るいい話』(PHP研究所・刊 2009年)より

 


 

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