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若者の早期離職...辞める人だけが本当に悪いのか?

若者の早期離職...辞める人だけが本当に悪いのか?

(2011年2月 2日更新)

 
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 「皆さんの会社に新入社員が入ってきます。入ってきた人はこの会社を辞めようと思っているような人は一人もいないんです。なぜ、そんなふう(会社を辞めようと思う)になってくるんでしょうか。それはですね、こちら側の責任なんですね。上司の責任なんです。社長の責任なんです」

 

  

 

株式会社武蔵野代表取締役社長の小山昇氏はこう断言しています。小山氏と同意見だという経営者の方、人事担当者の方はいったいどれくらいいるでしょうか。

 

「多額の採用費用と教育費用をかけた社員が次々と辞めていってしまう……」という悩みを持っている企業は少なくないでしょう。企業の大小を問わず、せっかく時間とお金をかけて採用・教育した社員が辞めていってしまうのは大きな痛手です。入社3年以内の離職率が4割近くになっているという統計も出ているとおり、若手社員の人材離れは企業にとって深刻な問題です。

 

いまや社会問題ともいえる若手社員の早期離職。新聞やテレビなどで報道される早期離職関連の話題では、「最近の若者は根性がない」というように若手社員たちに責任を求める論調が主だったものです。

 

本当にそうなのでしょうか?冒頭の小山氏の言葉のように社員が辞めるのは会社に、上司に、社長に責任があるといった見方はできないでしょうか。

 

「新卒で入ってきた人も中途入社で入ってきた人も、皆さん自分でイメージを持っているんです。ところが現実は違うんです、世の中っていうのは。そうすると、理想と現実の間にギャップが出るんですよね。多くの会社はこのギャップを埋めることをやらないんです。そうすると不満だけがずうーっと膨らんで、辞めようって思うんですよね」

〈同上Disc1「辞める人だけが本当に悪いのか?」より〉

 

よくいうミスマッチです。このミスマッチこそが社員が辞めていく一番の原因です。私もそうでした。実際に入社して働いてみると、「想像と違う」と感じてしまう場面がたくさんありました。

 

社員に辞めたいと思わせないためにはこのギャップを埋めていかなければいけません。つまり、ミスマッチを解消するのです。

 

では、ミスマッチを解消するにはどうしたらよいのでしょう。社員が妥協して現実を受け入れてくれるのをただ待つだけでいるのか、それとも会社側が理想と現実のギャップを埋めてあげようと手を差し伸べて迎えに行くのか……。方法は様々ありますが、結局のところ、ミスマッチを解消することができ、社員がいかに長く会社に定着するかは、会社の姿勢次第なのではないでしょうか。

 

小山昇氏のCD『社員が辞めない会社はこうつくる!』では、入社してきた社員を会社に長く定着させるための方法が、採用活動中・入社直後・日々の仕事の中で、と場面を3つにわけて、あますところなく紹介されています。なかには意表をつくような方法もあります。しかし、どれも小山氏が実践して効果をあげてきたものばかりです。難しいものは一つもありません。ちょっとした発想の転換をするだけで実行できます。

 

そして、制作担当者としてお伝えする、もう一つの聴きどころは、独特な語り口の小山氏の言葉の端々に感じられる、社員一人ひとりに対する非常に深い愛情です。小山氏からにじみ出る経営者の姿勢も感じ取っていただきたいと思います。

PHP研究所 教育出版局 企画制作部 海野翔太

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『小山昇の特別ゼミナール社員が辞めない会社はこうつくる!』

人の採用は非常にコストがかかります。だからこそ、多くの社員が長く定着する会社づくりを目指して、社長が先頭に立つ必要があります。そして、その第一歩は会社側にも問題点があるという認識をもつところから始まるのです。中小企業のカリスマ・小山昇氏(株式会社武蔵野 代表取締役社長)が、社員を辞めさせない、そして長く会社に定着させるためのポイントを解説しています。


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