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問題意識を持ち続ける【朝礼・研修のスピーチ】

問題意識を持ち続ける【朝礼・研修のスピーチ】

(2016年2月 7日更新)

 
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山梨県大月市の猿橋町には、「猿橋」という珍しい橋があります。

何が珍しいかというと、普通、橋の下で橋を支えている「橋脚」と呼ばれる柱がないのです。
 
猿橋の架かる桂川渓谷は、谷が深いために橋脚がたてられず、そこで両岸から角材を四層に突き出し、その上に「橋桁」を渡すというユニークな構造になっています。
 
現在の猿橋は昭和59年に架け替えられていますが、このユニークな建築工法を考え出したのは、今を遡ることおよそ千四百年前、西暦600年頃に百済から日本に渡ってきた造園博士だといわれています。
 
博士は、ある日、猿の群れが藤蔓を利用して、うまく川を渡っていく姿を見て、橋脚のない橋を思いついたということです。
 
猿の群れが川を渡る光景を見たのは、博士が初めてではなかったでしょう。
もちろん、最初から橋を架けるのはムリと博士があきらめていれば、何の発想も浮かばなかったと思います。
博士の発想が生まれたのは、日頃から「何か良い方法はないか?」という問題意識を持ち続けていた結果なのです。
あきらめずに考え続けなければ、何のアイデアも生まれません。問題意識を持ち続けるからこそ新しい発見、ユニークな発想が生まれるのです。
 
 
出典:CD『元気が出る朝礼120話』(PHP研究所・刊)
執筆:三浦竜

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