課長職にマネジメントの革新を!
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課長職セミナーを担当して【コラム】~芦刈法明

課長職セミナーを担当して【コラム】~芦刈法明

(2011年12月19日更新)

 
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課長職を対象としたPHP公開セミナー「課長職マネジメント革新コース」を担当している中で、「皆さんは、部下が仕事を通してどのように成長したいと思っているか、どのようなことに興味をもって将来どのような仕事をしたいと思っているのか。そのようなことを部下に聴いていますか?」とご受講者にお尋ねすることがあります。

 

多くの場合は、「そのようなことを部下と話したことがない」という反応です。「目標数字」「対策」については話をするが、部下の希望や興味、得意なこと、優れた能力などをテーマにした会話は皆無といっていいようです。

 

最近、ある講師の方から「退学率が23%もある大学と、1%に満たない大学との違い」について興味深い話をお聞きしました。退学率が高い大学の特徴は、大学当局と学生とのコミュニケーションがパソコンを通してのみなされており、ほとんど直接的な面談がないという状況。一方、退学率が1%未満の大学は、パソコンの利用を極力抑えて意識的に直接的なコミュニケーションを心掛けているということです。よくいわれるところの「デジタル」と「アナログ」の違いが退学率の差となって顕れているようです。

 

セミナーに参加している課長職の皆さんは、多くの方が、出社と同時にパソコンを開き、退社時にパソコンを閉じる生活を送っておられます。多くの企業の多くの職場では、一人に一台パソコンが常備されています。もうパソコンなしでは、仕事を円滑に処理遂行することは不可能でしょう。しかし、我々はパソコンに使われてはいないでしょうか?

 

パソコンを閉じて、職場の一人ひとりのメンバーの顔色を観察し、元気そうか、悩んでいないか、どのように仕事に取り組んでいるのか、部下に興味関心をもって問いかけ、語りかける。――それが本来、職場のリーダーたる課長のあるべき姿ではないかと思います。

 

 

 

芦刈法明 あしかり・のりあき

 1979年(株)PHP研究所入社。書籍・雑誌などの普及活動に携わる。89年、同 経営開発事業本部へ異動し、企業・団体への研修普及および研修企画開発を担当。現在、第二普及本部 研修推進部 部長。

PHPビジネスコーチ(上級)

 


 

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