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「和の心」を世界に【コラム】~高橋敦子

 「和の心」を世界に【コラム】~高橋敦子

(2013年9月17日更新)

 
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坊主頭のイチロー選手が、日米通算4000本安打を成し遂げた2013年の夏、どんな思い出が心に残りましたか?

 

今日は、沢山の夏の思い出から、「七夕の願い」についてお話ししたいと思います。旧暦の七夕(伝統的七夕で今年は8月13日)のお茶のお稽古で、僅か5分、心が洗われ、静かな祈りが心に刻まれた思い出です。

 

ちょうど盆入りで、床には法然上人の御遺訓「一枚起請文」の掛軸があり、笹竹や糸巻なども飾られていました。参加者は、14才~78才の5人。梶の葉に願いを込めて花器に流しました。皆の願いは、「涼」、「仁」、「感謝」、「空」、「和の心」と続き、最後に、順に重ねられた梶の葉の上に、蓮の花びら1枚が浮かび、一滴の水を点しました。

 

6畳一間から大宇宙を仰ぎみて、過去から未来を想い、老若男女一同、世界に向けて、祈りました。

 

「和の心」の「和」にはいくつかの意味が込められています。仲よくすること、他人との調和、大和国(日本)、日本風、日本語などです。

 

さて、「グローバル人材」が求められている昨今、グローバル・リーダーが特に鍛えるべき資質の一つに、日本人らしい「高い倫理観」をあげたいと思います。

 

組織の中で人間は保身をはかりやすく、保身に走った者は、自問すらしなくなり、思考停止に陥ります。倫理違反に鈍感になってしまいます。不景気で厳しい時はその傾向は強まるでしょう。そして、残念ながらこのような事例は、枚挙にいとまが無いほどです。

 

しかしながら、仕事に忠実で誠実な日本人の態度は、世界でも認められています。顧客、社員、コミュニティに貢献しようと、「和の心」で、高い職業倫理をもって行動している人も多いはずです。そのような社会的責任を自発的に果たす態度に、世界は、「武士道」の精神を垣間見て、信頼感を高めることでしょう。

 

グローバル化には、「和の心」を世界に届ける活動があって欲しいと願います。

 

 

【講師プロフィール】

高橋敦子   たかはし・あつこ

 法政大学文学部英文学科卒業。町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー専門科卒業。大秀ハウジング、東京松下電工エス・エフ・ジーなどに勤務。1995年より、PHPゼミナール講師。PHPコーチング・認定ファシリテーター。文部省認可(財)生涯学習開発財団認定コーチ。SEPスーパーバイザー。(有)VOL研究所 代表取締役。

教育コンサルタントとして、中堅~管理職を対象に、通信、メーカー、金融、建設等の業界で幅広く企業研修、講演を行なう。最近では、管理職を対象とするコーチング研修、自己革新型リーダー研修、CS研修、コーチの育成に活躍。実践コーチとして、経営者、専門家、企業家を中心にパーソナル・コーチングを実施中。

 

 

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