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箱根駅伝に学ぶ大切なこと【コラム】~高橋かのん

箱根駅伝に学ぶ大切なこと【コラム】~高橋かのん

(2011年1月20日更新)

 
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2011年のスタートから半月。皆さま、いかがお過ごしですか。お正月は、心身共にゆっくりできましたか。私の年始恒例は「箱根駅伝を見ること」。2日の往路は実家のTVで、3日の復路は東京に戻り、沿道で応援しました。 

箱根駅伝には、いつもドラマがあり、目が離せません。「一人ひとりの思いとがんばりを紡いでいく」チームであることが、志を紡ぐ社会(幕末竜馬など)のようでもあり、そのドラマを一層引き立てているように思います。

 

今年一番印象に残ったのは、東洋大学の柏原竜二選手が往路優勝インタビューで流した涙です。彼は、1年生から山登りの5区で区間新記録を出し、2年目も更なる新記録で、往路優勝に貢献しました。その大記録を走り終えた彼の軽々した足取りと笑顔は、まさに「山の神」と呼ばれるにふさわしい程の驚異でした。

 

その彼が、今年は、スランプだったとの報道がされていました。どれほどの苦しみだったかは、走り終えてから倒れこむ姿と、インタビューで流した涙が物語っていたように思います。その涙は、2回目のオリンピックで金メダルを取って思わず涙ぐんだ北島康介選手を彷彿させました。

 

一躍有名人になった彼は、人から声をかけられることも多くなったと言います。「次も、区間新記録」という期待やプレッシャーがかかったに違いありません。自分との孤独な戦いだったことでしょう。

 

彼は、試合前「逆転できるか、つぶれるかどちらかなので、覚悟してください」と監督に伝え、「任せるよ」との返事があったそうです。心配していたメンバーからは「楽しく走ればいいよ」と声を掛けられていました。

 

そのエピソードに、やはり、人が力を発揮するには「信じて、任されること」、そして、「気持ちを楽に臨むこと」が大切なのだと、しみじみと思いました。まさに、コーチングマインド。脅しからは何も生まれません。

 

あなたの職場も、そんな関係を築く1年になるといいですね。

 


 

 

高橋かのん

1993年4月 (株)ジェイ・ティ・ビー地球倶楽部 入社。2001年2月(株)CHINTAI入社(2003年7月退職)。2004年7月~東京ガス(株)西山経営研究所(ビジネスパーソン研究ほか)。私立高校スクールカウンセラーとしての活動を開始。2007年8月(株)メンターバンク東京設立 代表取締役社長。PHPビジネスコーチ(上級)、ヘルスカウンセリング学会 心理カウンセラー 

 

 

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