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コンプライアンス実践の要件

コンプライアンス実践の要件

(2012年8月 3日更新)

 
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いまや、企業がコンプライアンスを実践することは当たり前という世の中になりました。しかし、残念ながら、いまだコンプライアンス違反の事件が起こっており、ニュースや新聞で報じられています。組織ぐるみの悪質なものから、個人レベルのいわゆる「魔が差した」というようなものまで、さまざまあります。 

 

動機がどうあれ、コンプライアンス違反を犯した個人はもちろん、その人が所属する企業も社会から厳しく糾弾され、信用を失ってしまうことには違いはありません。だからこそ、社員の一人ひとりが日頃からコンプライアンスを実践する意識が大切なのです。

 

コンプライアンスを実践するためには、2つの要件があります。1つは「正しい判断」、もう1つが「コミュニケーション」です。

 

「正しい判断」とは、自分がしている行動は、法律と、もしくは道義と照らし合わせ、果たして正しい行動なのかと、明確な根拠を基準に見分けることです。

 

たとえば、最近急増しているソーシャルメディアの炎上事件は、企業・団体の機密情報や他人の誹謗中傷、過去の犯罪自慢などを、不特定多数の人が目にできるインターネット上に書き込むことが原因で起こります。これらは、ソーシャルメディアを利用するルールや、それに伴うリスクを正しく認識し、賢明に判断できていれば防げた事件ばかりです。

 

弊社ではこのたび、田中宏司先生(BERC理事・首席研究員)に監修をいただき、DVD『私たちのコンプライアンス[2]』を発刊しましたが、ここでもソーシャルメディアの炎上事件の事例をとりあげています。

 

【ケース8】「ブログ炎上! 会社にクレームが…」

丸山君は、初めて広告のメイン担当に指名され、嬉しさのあまり、自分のブログにメイン担当になったこと、担当する商品の仕様などを書き込みました。しかし、丸山くんのブログは、未発表の新商品の詳細が書かれており、それをネットユーザーが問題視し、会社にクレームの電話が鳴り止まない事態に発展してしまいました――

 

2つ目の「コミュニケーション」は、職場の仲間同士が気にかけ合い、助け合うことです。

たとえば、自殺やうつ病が社会的問題となっているなか、厚生労働省がガイドラインを出すなど、大きくクローズアップされている職場のパワーハラスメント。誰もが被害者・加害者になる可能性があるといえます。こうした職場での人間関係の問題は、悩んでいる人がいたら声をかけてあげる、問題と思われる言動をしている人がいたら注意をするなど、コミュニケーションをしっかりととっていれば、未然に防ぐことができるでしょう。

 

DVD『私たちのコンプライアンス[2]』では、先述のソーシャルメディア炎上やパワハラの問題をふくめて9つの事例を紹介しています。それぞれの事例は、ドラマと3択クイズ、解説で学んでいただく構成になっています。法的な根拠はもちろん、コミュニケーションなどの職場風土の改善にも役立つ内容です。好評既刊『私たちのコンプライアンス『製造現場のコンプライアンス』とともに、コンプライアンス教育の一環としてぜひご活用ください。

 

教育出版局 企画制作部

海野 翔太

 


 

DVD『私たちのコンプライアンス[2]』

コンプライアンス教育の再徹底と充実のために!!

コンプライアンス違反は、一人ひとりの「ちょっとくらい」「これくらい」という心の油断が招きます。本DVDでは、日ごろ起こりがちなコンプライアンス違反をドラマで取り上げ、コンプライアンスの知識を高めるとともに、自身の行動の振り返りができる内容になっています。社員の意識向上にぜひお役立てください。


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