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人事考課の目的とポイント

人事考課の目的とポイント

(2017年6月15日更新)

 
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人事考課のオープン化や自己評価制度の導入を図る企業が急増するなか、人事考課に対する部下の関心はかつてないほど高まってきています。ここでその目的とポイントを整理しておきましょう。

 

考課者間で考課の“甘い・辛い”などの不公平感があったり、考課結果に対する説明が不十分だったりすると、納得できない部下が続出し、場合によっては、モチベーションの低下や会社への不信感につながることになります。こうしたことから、人事考課は重要な経営課題として、改めてクローズアップされるようになってきました。

 

人事考課の目的

それでは、人事考課とはもともと何のために行なうのでしょうか。その目的を、まず確認しておきましょう。

人事考課の目的(1)処遇(賃金や賞与)に適正な格差をつける

一般に、「査定」としてほとんどの考課者に認識されています。適性な格差、すなわち考課の客観性・公平性を高めるには、考課者訓練が必要です。訓練を通して、考課者自身のクセや偏った見方といった陥りやすいエラー(傾向)等に気づき、基本的な考課ルールをしっかりと理解することが大切です。

 

人事考課の目的(2)人事考課を通して部下の成長を促進して育成する

この目的については、意識していない考課者が多いようです。考課を通して、部下に良い点・物足りない点を伝え、納得させ、さらに問題点や課題などの気づきを与えて、その改善を促していく。そうした「指導・育成」のツールとして、人事考課は活用されなければならないことを認識する必要があります。

 

人事考課のポイントは納得性にある

人間はコンピュータではありませんから、100%客観性や公平性をもった正しい考課をすることは難しいかもしれません。しかし、組織の中では、人事考課による適正な格差や人材育成はどうしても必要です。ではどう考えたらいいのでしょうか?

人間である私たちだからできることは、「考課の納得性」です。部下は、考課者その人に納得すれば考課に納得してくれます。部下から信頼される考課者になっているか、そのことが納得させる考課の重要ポイントなのです。

 

昇進・昇格時の研修・教育は必須

今まで考課される側だった人が、これから考課する立場になった時、人事考課の基本的な考え方やルールを学んでもらう必要があります。昇進・昇格の時期に実施する考課者訓練は、その基本を修得するいいタイミングです。考課者には、先にあげた二つの目的を理解させ、その具体的な実施ポイントをしっかりとこの時期に指導する必要があります。

 

効果的な考課者訓練はケーススタディで

人事考課を理論で学ぶことは大切ですが、考課者は学者になるのではありませんから、実践的な効果の考え方・進め方を修得することが大切です。そういったことから、陥りやすいエラー(傾向)に気づかせるケーススタディ方式による考課者訓練は、わかりやすく共感できると好評です。特に、初めて考課する人にとって具体的な理解ができるので大変効果的です。

 

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人事考課の基本と実践

 


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