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効果を上げるコンプライアンス教育・研修プログラム

効果を上げるコンプライアンス教育・研修プログラム

(2014年7月30日更新)

 
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コンプライアンス教育・研修の効果を上げるには、どのような教育、研修プログラムを策定すればいいでしょうか。管理監督者には必要なのか、新入社員にはどのように教えるのか、具体的に考えてみましょう。
 

コンプライアンス研修が機能していない

 
コンプライアンス違反に関するニュースが連日報道されています。SNSへの不用意な投稿や個人情報の流出などの事件、さらには、賞味期限切れの食品の使用や独占禁止法違反など企業ぐるみの事件も見受けられます。
ひとたびコンプライアンス違反が起こってしまうと、多額の賠償金などで経営的なダメージを被ってしまうだけではなく、社会からの信頼がまたたく間に失墜し、最悪の場合、企業活動そのものが立ち行かなくなってしまいます。
 
そのような状況に陥らないために、どこの企業でもコンプライアンス教育に力を入れています。しかし、教育を行なっているにもかかわらずコンプライアンス違反が起こってしまうのです。
 
教育担当者は、その事実を真摯に受け止めなければならないでしょう。つまり、コンプライアンス教育がまったく機能していないのです。
 
では、機能するコンプライアンス教育とはどのようなものなのでしょうか。
 
コンプライアンス教育というと、特別なプログラムが必要だという印象を持つ人が少なくないようです。しかし、特別なことをする必要はありません。通常の社員教育の考え方と同じでかまいません。
 
つまり、全社員共通の項目、階層ごとの項目とわけることです。それだけで、コンプライアンスの教育効果はグンと高まります。必要なタイミングで必要なことを確実に教えていくこと。これが大切なのです。
 
 

幹部・経営陣にもコンプライアンス研修を

 
全社員共通の項目は、社会人としての常識・良識の学習です。新入社員はもちろん、経営陣も学び続けていく必要があります。「幹部や経営陣は、社会人として成熟しているから、今さら必要ないのではないか」と思われがちですが、コンプライアンスに対する社会からの要請は日増しに強くなっているだけではなく、時代の移り変わりとともに厳しくなってきています。
 
つまり、いつまでも同じ考え方では時代の流れについていけなくなってしまうのです。したがって、幹部や経営陣であっても常に学び続けていく必要があります。むしろ、自分のなかでの社会人像が固まっている幹部や経営陣だからこそ、自らを変える意味でも学んでいかなければならないと考えるべきです。
 
新入社員や若手・中堅社員は、幹部や経営員のそういう姿を見て、自らも意欲的に学ぼうという気持ちになるでしょう。
 
 

新入社員にはコンプライアンスの考え方を重点的に

 
次に、階層ごとの項目についてです。ここでは、新入社員の教育項目について見ていきます。
 
新入社員は、仕事の実践経験が少ない(もしくはまったくない)ため、コンプライアンス違反の個々の事例をあげて教えても、具体的にイメージができず、教える側の期待する教育効果はのぞめません。たとえば、下請法やPL法はコンプライアンス教育でよく出てくる法律ですが、具体的にどういう時にこれらの法律が仕事とかかわってくるのかというイメージができなければ、新入社員にとって教育を受けている時間は睡魔との闘いになってしまいます。
 
したがって、新入社員の時期には、コンプライアンスの考え方について重点的に教育をしてくべきです。社会のなかでの会社の立場や果たすべき役割、経営理念の意味、行動規範の目的などの考え方をしっかりと教えていきましょう。そのうえで、コンプライアンス違反を犯してしまった場合に、会社や個人にどのような不利益が生まれるのかをインパクトのある事件を例にあげてしっかりと理解させていきます。
 
このように、教えるべき項目を教えるべきタイミングで教育していくと、効果的な理解を促していくことができます。
 
 

力強い企業活動のために

 
コンプライアンス教育は、これからの企業にとって欠かせないものです。コンプライアンスが徹底されていない企業は、力強い活動を行なっていくことができないでしょう。そのために、教育担当者は、自社におけるコンプライアンス教育のあり方を見直し、体系的な教育プログラムを作っていくことが求められます。
 
PHP研究所には、DVD、通信教育、書籍、eラーニングなど、さまざまなメディアのコンプライアンス教育教材のラインナップがあります。また、正社員向け、幹部向け、パートタイマー・アルバイト向け、業界別など、階層ごとのラインナップも豊富です。効果的なコンプライアンス教育プログラムの構築にご活用いただけます。
 
健全で社会から信頼される活動は、しっかりとした教育プログラムがあってこそ実現されるのです。
 
PHP研究所 企画制作部 海野翔太
 
 

 
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