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新入社員教育・研修のポイント

新入社員教育・研修のポイント

(2011年1月28日更新)

 
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厳しい就職戦線を勝ち抜いて入社してくる新入社員。希望と不安が入り混じる中、彼らは最初に導入研修を受けることになります。

そこでは、一般的に会社の規則・ルールやビジネスで大切な基本マナーや常識などが教えられます。この時期に、社会人・企業人としての基本をしっかりと学んでもらわなければならないからです。

この新入社員の導入研修を実施するにあたり、いろいろな考え方があるかとは思いますが、ぜひ押さえておきたい要点が2つあります。

 

1)仕事は公事であり、会社は社会の公器

 

「『これはおれの仕事だから、おれの好きなようにやっていいんだ』ということは許されません。自分一個の都合で仕事を考え、行うということではいけないわけです。自分の一挙手一投足は全部、会社を通じて社会とつながりをもっている、ということの自覚と責任感において仕事をしていくことが求められるのです」

(松下幸之助『社員心得帖』より)

自分がこれから取り組む仕事の意味、そして自分の会社の存在意義について、全て公のものであるという認識を持ってもらうことが大切です。お客さまあっての仕事であり会社であることをしっかりと導入教育で理解させなければなりません。

 

2)心と形の両面があいまった礼儀作法

 

「『性別や年齢、ものの考え方など、いろいろの面で異なる人々が相寄って仕事をしていくのが職場です。したがって、そこにはやはりお互いのあいだを滑らかに支障なく動かすための潤滑油がいるわけです。その役割を果たすのが礼儀作法だと思うのです。ですから、礼儀作法というものは、当然心のこもったものでなければなりませんが、心に思っているだけでは、潤滑油とはなり得ません。やはり形にあらわし、相手に伝わりやすくしてこそはじめて生きてくるものです』」

(松下幸之助『社員心得帖』より)

 

いくら仕事ができる人でも、傍若無人の礼儀知らずであれば、仕事仲間から嫌われ孤立して思うように仕事がはかどらなくなってしまいます。自分一人で完結する仕事はありません。みな、チームワークで進められます。そういったことから、なぜ礼儀作法(マナー)が大事なのかを理解させ、相手を思いやる心を具体的な形で表現することの大切さを、新入社員の時にみっちりと教えていかなければなりません。

 

この2つの要点は、どんなに時代が変わろうとも変えてはならない基本的な教えです。単なる表面的なテクニックを教えるのではなく、正しい仕事観・人生観に裏打ちされた社会人としての教育をすることが新入社員教育では大事なのではないでしょうか。

 

PHP研究所 教育出版局 企画制作部

 部長 遠藤紀夫

 


 

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