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GROWモデルとは

GROWモデルとは

(2010年10月25日更新)

 
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コーチングにおける質問のスキルの使い方には、いくつかの有効なパターンがありますが、その代表格が「GROWモデル」と呼ばれるモデルです。
 

「GROW」という英単語は「育つ」とか「成長する」というような意味ですが、ここでは5つの単語の頭文字を集めた語呂合わせのようなものです。


GはGoal(目標)です。あなたは何を目指しているのか、それはあなたにとってどんな意味があるのか、それが実現できたらどうなるのか、といったことを明らかにする質問です。はるか遠くに目標がある場合は、そこに至る途中の目標、いわゆる通過目標を設定するように質問することもあります。

 

RはReality(現実・現状)です。目標に対して、現実はどうなっているのか、目の前にどんな状況が展開しているのか、どうしてこんな状況になっているのか、などを明らかにする質問です。目標と現実が明らかになることによって、その間に存在するギャップが明らかになります。つまり、どんな課題を乗り越えなければならないかがはっきりするわけです。

 

Rにはもう一つ、Resource(資源)という意味もあります。コーチングでは、課題解決に使えるものは何でも資源としてとらえます。大別すれば知識・経験・スキル・体力などの「内的資源」と、ヒト・モノ・カネ・情報・時間のような「外的資源」とがあります。課題解決のためにはどんな資源が必要で、それはどこにあり、どうすれば手に入るのか、あるいはそれに代わるものはないか、などを明らかにする質問です。

 

OはOptions(選択肢)です。方法論、手順・段取り、といった意味合いです。オプションズと複数になっているように、課題解決にはいろいろな方法がありえますから、できるだけたくさん考えて、その中からベストを選び出すように質問していきます。

 

WはWill、すなわち「意思」です。目標と現実が明らかになった、資源も方法論も見えてきた、だったらやれそうか? やる気になったか? という相手の意思の確認のための質問です。その上で、いつ、何からはじめるのか、という具体的なところまで質問していきます。

 

次回から、このGROWモデルの各段階について、少し詳しくみていきましょう。

 

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