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GROWモデル~ウィル

GROWモデル~ウィル

(2011年2月17日更新)

 
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GROWモデルの5つ目は、「ウィル(意思)」です。相手(クライアント)の明確な「やる気」「意思」を確認するのがこの段階です。

 

ここまでの段階で、「目標(G)」と「現状(R)」が明らかになりました。ということは、その間に存在する「課題」も明らかになったことを意味します。それを解決するために必要な「資源(R)」もはっきりしました。何があったらできるか、それはどこに行けば手に入るか、その替りになるものは何か、といったことです。さらに、課題解決の手順・段取り・道筋である「選択肢(O)」もいくつか浮かび、どれが最も有効か、次はどれか、ということまで分かってきました。ここまでくれば、本人はかなり「やれそう!」と思っています。そこを確認していきます。

 

「どう? やれそうな気になったかな?」 

「やる気になったように見えるけど、どうかな?」

「じゃ、まず何から手をつける?」

「それはいつやるの?」

「その結果について、いつ聞かせてくれるかな?」

 

こうした質問を通じて、本人のやる気(意思)と、何を、いつ始めるか、いつ報告するか、をできるだけ具体的に確認します。要するに、こちらが指示するのではなく、本人の口から「約束」の言葉が発せられるようにサポートするのです。自分で「やります!」と言ってしまった以上、「やらなければ!」という思いは非常に強くなり、第一歩が踏み出しやすくなる、ということです。

 

これらの質問で意志を確認したあと、「何か私にできることはあるかな?」のように、こちらの具体的支援に関する希望を聞くことは非常に有効です。「じゃ、僕がこれこれのことをしてあげるから」というようにこちらから支援策を出すのではなく、あくまで相手が考えて、必要なサポートを依頼する、という形です。

 

サポートしてもらうということは同じでも、自分で考えて依頼する、という形をとることで、主人公はあくまで自分、という意識をもたせることが可能になります。つまり、「やらされる」から「自らやる!」への意識変化が、この「ウィル」の段階で明確に示されることになり、コーチングの定義にもある「自主的な前進」が始まるのです。

 

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