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組織社会化と内定者研修・教育

組織社会化と内定者研修・教育

(2013年6月17日更新)

 
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今年の採用活動もほぼ終盤に入り、採用・教育のご担当者の方々は、内定者教育の企画・準備に取り組まれているのではないでしょうか。そもそも内定者教育とは何のために行うのでしょうか? そして、どんな教育を行えばいいのでしょうか?
 

それらの疑問に対して、示唆を与えてくれるのが「組織社会化」という概念です。

 

組織社会化とは、新しく組織に加わったメンバーが、組織の目標を達成するために求められる役割や知識、規範、価値観などを獲得して組織に適応していくプロセスのことを言います。

近年、組織社会化の研究が進み、入社前のキャリア探索行動が、入社時の個人と職務との適合感や仕事への動機付け、組織コミットメントなどを高めることが明らかにされています。


これらをもう少し平たく言えば、入社前に「自分の強み・価値は何か」「何のために仕事をするのか」「仕事と人生がどういう関係にあるのか」といった観点から自分と向き合うことが、入社後の組織・仕事への適応を促進し、やる気アップに効果を発揮するということなのです。
 

したがって、内定期間中に「仕事の意味」や「人生の目的」など、これまで考えたこともないようなテーマに真向かい、考えを深めさせるような取組みを内定者教育の一環として実施することが効果的であると思われます。
最近の若者、特にゆとり世代と言われる人たちを育てるポイントも、知識やスキルを教える前に仕事に向かうマインドを醸成することだと指摘されていますので、上記の取組みの方向性と一致しています。


内定者研修・教育のあり方を考えるこの時期、あらためて、自社における教育目的を明確にした上で、今年の具体的な取組みを検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

的場正晃 まとばまさあき

神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程にてミッション経営の研究を行ない、MBAを取得。現在は(株)PHP研究所経営理念研究本部研修事業部部長

 

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