課長職にマネジメントの革新を!
RSS

相手によって指導法を使い分ける―新入社員・若手社員を育てるポイント

相手によって指導法を使い分ける―新入社員・若手社員を育てるポイント

(2013年9月 2日更新)

 
  • はてなブックマーク
  • Yahoo!ブックマーク
  • Check

今回は、相手に合わせた指導法の使い分け、すなわち個別指導という観点から、新入社員・若手社員を育てるポイントについて考えてみたいと思います。

 

指導対象者が複数いる場合、それぞれのメンバーの性格や考え方、行動パターンはみな違うのです。仕事をするにあたって体育会系のノリを好む人もいれば、論理性を重視する人もいます。また、自信満々の人もいれば、気弱な人もいるのです。

 

このように一人ひとりの個性が千差万別とも言えるほど異なっているにも関わらず、誰に対しても画一的な指導をしてしまうと、ある人には効果的であったとしても、ある人には適合しないということが起こってしまうのです。したがって、それぞれの人の個性に合わせて指導法やコミュニケーションの取り方を変えていくことが重要になってくるのです。

 

例えば、誉めるという行為を行う場合にも、相手の心にヒットする誉めことばは一人ひとり違います。「優しいね」と言われることに最もうれしく感じる人もいれば、「誠実だね」ということばに反応する人や、「創造性が豊かだね」に反応する人もいます。相手の心に響くことばをかけていくことが、指導育成上重要であることは言うまでもありません。

 

このような、相手に合わせた個別指導を行う上で大前提になるのが、相手をよく知るということです。そのためにも、相手に興味関心をもって、日頃からコミュニケーションを密に取り、相互理解を深める必要があるでしょう。

 

密なコミュニケーションによって相手を知り、それに応じて指導法を使い分けていく、そのことを面倒だと切り捨ててしまってはそこで終わりです。ゆとり世代とも言われる最近の新入社員・若手社員を育てるためには、それ相応の一手間と覚悟が必要になることを、指導者の方々にはご認識いただきたいと思います。

 


 

 

的場正晃 まとばまさあき

神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程にてミッション経営の研究を行ない、MBAを取得。現在は(株)PHP研究所経営理念研究本部研修事業部部長。

 

 

 


メールマガジン

更新情報をメルマガで!ご登録はこちらからどうぞ