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「自ら育つ力」を高めるセルフ・コーチング

「自ら育つ力」を高めるセルフ・コーチング

(2014年6月19日更新)

 
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セルフ・コーチングは、激変する現代のビジネス社会においてこそ求められます。PHP研究所研修事業部長・的場正晃のコラムです。
 
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人はみな、「自ら育つ力」を保有しているので、それを十分に引き出すことが成功する人材育成の要諦と言えます。そして、「自ら育つ力」は、他者のサポートがなくてもセルフ・コーチングによって自身で引き出すことができるのです。
 
セルフ・コーチングとは、自分のビジョンを明確にし、自らを励ましながら確実に目標達成するための方法論を言いますが、具体的には1日10分程度、自分に向かって問いをなげかけ、その問いに対して考えを深めていくのです。
「私にとって、『人生の成功』とは何か?」
「私が大切にしている価値観はどういうものか?」
「私の人生の目的は何か」
このような問いを自分に投げかけ深く考えることで、自分のあるべき姿と現状とのギャップを発見し、具体的に取り組むべき課題を明確になります。
 
サービス業のA社では、若手~中堅のクラスの社員を対象にした「セルフ・コーチング研修」を数年前に導入し、毎年継続実施しています。その結果、明確な目標を持って仕事に取り組み、指示命令がなくても行動できる自立した人材が増えたそうです。
 
セルフ・コーチングのもたらす効果はさまざまですが、A社の事例で見られたように自ら考え、行動する人材が輩出される点が最も大きな効果であるといえます。そして自ら考え、行動する姿勢が、その人の「自ら育つ力」を高めることにつながるのです。
 
グローバル化の進展と企業間競争の激化、企業と個人の間の雇用関係の変化、ますます強まる成果志向、……。激変する現代のビジネス社会において、一人ひとりのビジネスパーソンに求められているのはまさしく「自ら育つ力」であります。そのためには、まず自分のビジョンをしっかり定め、そこに到達するための課題を設定するとともに、日々の出来事から学びを引き出す能力を身につけることが重要です。
 
そうした能力を養い高める手法の一つがセルフ・コーチングです。ぜひ、自組織への導入・展開を検討してみてはいかがでしょうか。
 

 
 
的場正晃 (まとば・まさあき)
神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程にてミッション経営の研究を行ない、MBAを取得。現在は(株)PHP研究所経営理念研究本部研修事業部部長
 
 
 

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