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新入社員、若手社員に教えておきたい「3つの仕事」

新入社員、若手社員に教えておきたい「3つの仕事」

(2016年6月10日更新)

 
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新入社員、若手社員の方がたが仕事を通じて成長するためには、仕事には3つの種類があることを教え、自分は今どれに取り組んでいるかを自覚させるような指導が求められます。PHP研究所研修企画部長・的場正晃のコラムです。

 

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誰もが慌ただしく日々の仕事に取り組んでいると思いますが、ただ漫然と仕事をしているだけではその人の成長は望みえません。将来を担う新入(若手)社員の方がたが仕事を通じて成長するためには、仕事には3つの種類があることを教え、自分は今どれに取り組んでいるかを自覚させるような指導が求められます。では、3つの仕事とは具体的に何を指すのでしょうか。

 

1.「やるべき仕事」

やるべき仕事とは、社員としてその企業に雇用されている以上、果たさなければならない義務がある業務のこと。もし、これをやらなければ、雇用契約違反と見なされ、それ相応の処分が下されるかもしれません。

 

2.「与えられた仕事」

与えられた仕事とは、他者から依頼された業務であり、誠実・丁寧・迅速に取り組むことで相手から感謝され、信頼感を高めることにつながります。

 

3.「創る仕事」

創る仕事とは、職場向上や仕事の成果を高めるために、自分が何をすべきかを考え、自分の意思で創りだす業務のこと。

 

新入社員の時期は知識も経験も乏しいので、やるべき仕事と与えられた仕事に費やす時間が圧倒的に長いでしょう。こうした仕事を数多くこなすことで、基本的な実務能力が磨かれ、責任感や目標達成意欲など、企業人に求められるマインドが醸成されるのです。

 

しかし、入社2年目以降になると、上記2つの仕事への対処だけではなく、創る仕事を意識して主体的に行動する姿勢へとワークスタイルを転換させる必要があります。自分で考え行動する地力がついたのに、いつまでも待ちの姿勢・受け身の姿勢に終始していては、課題形成力や問題解決力が鍛えられないのです。

従って、2年目以降の社員に対しては事あるごとに「『創る仕事』を実践できている?」と問いかけるなどして、自身のワークスタイルを客観視させる必要があります。その上で、「毎月1件以上の提案をする」とか、「業務改善について話し合うチームミーティングを主宰する」といった具体的なアクションを起こすことを上司・先輩が奨励し、自分の意思で仕事を創る人材へ成長できるよう、職場ぐるみで支援していくことが求められるのです。

 

人の成長と主体者意識の発揮には強い相関関係があります。従って、3つの仕事の意味を理解し、自身のワークスタイルを見つめ直すことが、新入(若手)社員の成長のエンジンとなるのです。

 

 


 

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的場正晃(まとば・まさあき)

神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程にてミッション経営の研究を行ない、MBAを取得。現在は(株)PHP研究所 直販普及本部研修企画部部長。
 

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