
朝一番から声を出す~玉川恵【施工現場の安全ちょっといい話】

(2013年7月24日更新)
施工現場の安全を確保し、労働災害を防止するために、毎日の朝礼は欠かせないものです。
『安全ちょっといい話』(玉川恵 著)から、施工現場での朝礼時、作業者あるいは周辺の方々に語りかける話題をご紹介します。
「おはよう!」と大きな声で言えますか?
朝だから……というだけで元気の出ない人、小さな声しか出せない人はいませんか。
こちらが元気よくあいさつしているのに、あいまいなあいさつしか返されなかったり、小さな声であいさつされるのは、朝から気分が悪いものです。反対に、大きな声でにこやかにあいさつされると、こちらもつられて元気なあいさつを返したくなります。しっかりと声を出せば元気が出て体調もよくなり、職場にも活気が満ちあふれます。
こ承知の通り、私たちの働く場所は主に屋外であり、ただでさえ作業音や交通音、自然音などで発声がかき消されがちです。「おはよう」のひと言も、しっかりと声を出し感情を込めないとなかなか相手に届きません。それにもう一つ大事なことがありますね? とっさの危険を知らせる場合、大きな声を出せないと周囲に伝えられません。
大きな声は、朝から普段から意識していないとなかなか出せないものです。KYの一環としても、まずは元気な朝のあいさつから始めてみてはいかがでしょうか。
■■POINT■■
マナー面でもKY面でも元気のいい挨拶は必須。
出勤前のうがいや軽い体操で声を出す練習をするのもよい。
出典:『安全ちょっといい話』~毎日の朝礼に使える30話(2010年・PHP研究所・販売は終了しています)
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