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会社と社員はいつでもライバル【朝礼・研修のスピーチ】

(2011年10月19日更新)
いい会社に入れて幸せと思っている社員、いい社員が入ってくれて幸せと思っている会社――。会社と社員の関係の理想の姿がここにあります。どちらも幸せ。これほどすばらしいことはありません。
そして、企業はいつも未来を見つめ続け、よりよく変わろうと努力を続けます。社員もまた、なんとか成長しようと努力を重ねます。その成長のカーブが、両方共に同じ方向に伸びているなら、この幸せはずっと続くことでしょう。会社も社員もハッピーなままです。
しかし、長く続かないのが幸せというもの。会社の成長に社員がついてこられず、足を引っ張る存在になってしまったとき。反対に、会社がなかなか変わらず、社員にとって成長の邪魔になってしまったとき。会社と社員の関係は、時には相手が足枷となり、時には邪魔な存在となり、思いやりの欠片さえなくなって、やがて不幸な結末となってしまうのです。
能力主義の時代。社員が、よりよい天地を求めて飛び出していきます。反対に、リストラ、レイオフといった手段に訴える会社も出てきます。どちらも、悲しい結末です。
やはり理想は、会社も社員もお互いに成長していくところにあります。よりよい姿をめざして、会社も社員も努力し続ける。その緊張感こそ、幸せを長続きさせる秘訣なのかもしれません。
執筆:堤 江実
出典:CD『元気が出る朝礼120話』
(PHP研究所・刊)
聴く人のやる気を引き出す示唆に富んだ話材を120話収録しています。1話1~2分でわかりやすく簡潔にまとめました。気づきを促すもの、仕事のスキルを紹介したものなど、その内容はバラエティに富んでいます。前向きな1日を過ごすために、ぜひご活用ください。
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