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ポジティブ・シンキングの落とし穴【朝礼・研修のスピーチ】

 ポジティブ・シンキングの落とし穴【朝礼・研修のスピーチ】

(2014年6月25日更新)

 
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人はよくこう言います。「ポジティブな考え方をすれば、現実はよくなり、未来はよりよいものになる」――。

 

確かにその通りですが、ポジティブなことばかり、いいこと、成功していることばかり考えていればよいのだと、間違って受け止められることが多いように思います。

 
裏を返せば、ネガティブなこと、イヤなこと、困ったことは見ないようにする、まるではじめから何もなかったかのように目をそむける、無視してしまう……。
 
何かイヤなことがあっても、きれいさっぱり、蓋をしてしまって、おいしい物を食べたり、楽しいことをしたり、旅行をしたり。まるで二つの世界をドア一枚で自由に行き来しているかのような錯覚――。
 
これは、ただ逃げているだけ。現実から目をそむけているにすぎません。逃げているだけでは、必ず行き詰まってしまいます。
 
本当のポジティブ・シンキングは、そんなものではないはずです。
 
ポジティブに考えるということは、たとえ目の前の現実がネガティブに見えても、それを、さまざまな視点から見直して、ポジティブな未来への道を見つけ出すということでしょう。
 
そのためには、まず目の前の現実をまっすぐ見つめなければなりません。じっと物事の本質を見つめてみるのです。
逃げずに立ち向かう、そこに本当にポジティブなエネルギーが生まれると思うのですが、いかがでしょうか。
 
 
 
執筆:堤江実
出典:CD『元気が出る朝礼120話』(PHP研究所・刊)

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