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明るい説得、暗い説得【朝礼・研修のスピーチ】

(2014年10月 8日更新)
「人を説得する」とは、一体どういうごとでしょう? 私は長い間、「説得とは相手を説き伏せることだ」と思い込んできました。
しかし、どうしてもすっきりしませんでした。そこで、何人かの人に尋ねてみました。すると、ある人がこんな話をしてくれました。
「説得には二種類あります。第一は『明るい説得』です。
本当に納得できると社員は明るい顔になります。明るい顔になると、目に見えてやる気を出してくれます。
第二は『暗い説得』です。これはいうまでもなく、社員の顔が暗いのです。納得していないのです。いや、暗黙のうちに反抗しているのです。こういう説得ならやらないほうがましでしょう。
私はこのことに気づいてから、社員の顔が明るいか、暗いかを目安にして、話すようにしています」
いかがでしょうか?
説得という言葉を聞くと、私たちは相手を自分の思い通りにすることと考えがちです。しかし、それでは相手は暗い顔になります。
どうずれば明るい説得ができるのか、皆さん一人ひとりの立場で考えていただきたいものです。
出典:CD『元気が出る朝礼120話』(PHP研究所・刊)
執筆:伊吹卓
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