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「3つの責任」を実践すること~新入社員に伝えたいメッセージ

2022年4月11日更新

「3つの責任」を実践すること~新入社員に伝えたいメッセージ

今年もたくさんの若者たちが社会人としてのスタートを切りました。夢と希望にあふれる彼ら、彼女たちが仕事を通じて成長するためには、自らに求められている役割と責任を理解し、実践できるようサポートしていく必要があります。本稿では、PHPゼミナール「新入社員研修」でお伝えしている「3つの責任」についてご紹介いたします。

INDEX

第1の責任:「想像責任」

企業の人事担当の方がたとお話をしていると、「最近の新入社員は想像力が乏しい」という意見を数多くお聞きします。想像力が乏しいというのは具体的には、
・自分のふるまいが周囲の人たちからどのように見られているか?
・自分の担当している仕事が後工程にどのようにつながっていくのか?
・相手がなぜ、そのような反応を示すのか、その理由は何なのか?
といったような観点から思考する力が弱いというのです。

学生時代は、想像力が乏しくても何とかなったのかもしれません。でも、これから企業人として仕事をしていく以上、想像力を発揮しないと成果を上げることは難しくなります。

想像力を鍛えるためには、以下の2つの実践が有効です。

①「why」にこだわる
日々の仕事をする際に、なぜこれをやるのか、なぜこのような手順でやるのか、等々に意識を向けながら取り組むことで「because(理由)」が見えてきます。

②見方を変える
自分基点の見方だけではなく、高い視座、広い視野、異なる角度の視点などからものごとを見る習慣をつけることで違った発見が得られます。

第2の責任:「質問責任」

PHPゼミナールは、毎年10月~12月の時期に「新入社員研修フォローアップコース」を実施しています。その研修の参加者(入社後6~8カ月経った新入社員)に、仕事をする上で何が難しいかを聞いてみると、多くの人が「質問すること」と答えます。つまり、わからないことがあっても、上司や先輩に質問することにためらいを感じて後回しにしてしまい、ついには質問しないまま放置してしまうことが多いというのです。
確かに上司や先輩は忙しそうにしているので声をかけるのは気が引けるし、リモート環境で仕事をしていると、より一層質問しづらくなる気持ちはわかります。でも、わからないことをそのままにしていると、仕事上のミスにつながるリスクがありますし、自らの成長も図られません。また、上司や先輩は忙しそうにしていても、「わからないことがあるので質問していいですか」と言われたら、必ず時間をとってくれるはずです。
だから、疑問点・不明点があれば、勇気を出して質問をしましょう。新入社員には質問する責任があるのです。

PHP公開セミナー「新入社員研修フォローアップコース」はこちら

 

第3の責任:「奉仕責任」

松下幸之助は、「企業人にとって最も大切なことは愛されることだ」という持論をもっていました。そして、愛されるためには「奉仕の精神」が必要であると述べています。奉仕の精神とは、相手の立場にたって、その人のお役に立つために行動しようという心がけのことを意味しています。
新入社員の時から、この心がけをもって仕事をし、職場生活を送っていくことは決定的に重要です。なぜならば、その気持ちと行動があれば、お客さまや社外の関係者、社内の上司・先輩・同僚から、「ありがとう」「助かった」「あなたのおかげです」と言われる頻度が上がり、愛される人になっていくからです。
愛される人は、困っているとき、周囲の人が手を差し伸べてくれるし、日常的にも協力者が多いので仕事の成果が上がりやすくなります。結果として、仕事上のやりがいを感じ、自身の成長も促進するのです。
奉仕責任を果たし周囲にお役立ちを図っていくことが、回りまわって自分のベネフィットにつながるのです。

大切なことは実践すること

ここまで、新入社員に求められる3つの責任について述べてきました。しかし、[知る・わかる≠できる]の不等式が示しているように、得た知識・情報を頭の理解だけで留めていては意味がありません。実践して「できる」ようになって、初めて価値を生み出すのです。
そういう意味で、ぜひ3つの責任を意識しながら日々の仕事の中で実践していってください。そのことで、周囲にいい影響を与えることができ、同時に、愛されるプロフェッショナル人材に向かって一歩ずつ成長していくことができるでしょう。

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的場正晃(まとば・まさあき)
PHP研究所 人材開発企画部部長
1990年、慶應義塾大学商学部卒業。同年PHP研究所入社、研修局に配属。以後、一貫して研修事業に携わり、普及、企画、プログラム開発、講師活動に従事。2003年神戸大学大学院経営学研究科でミッション経営の研究を行ないMBA取得。中小企業診断士。

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