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自分の可能性を制限しな

2015年7月22日更新

自分の可能性を制限しな

新入社員から若手社員までを対象とした、ある企業様での研修が終了しました。半年間4回のプログラムで、参加者全員が成果をあげ、成長変化を遂げました。

そのひとつは、仕事の枠組み(フレーム)が大きくなったことです。研修前には、自分の担当は自分が責任をもって行なえば良いといった考え方で、依頼されてから出来上がるまで担当しか状況がわからない、そんな仕事をされていました。若手ということもあって、途中での情報の追加収集もなく、中間報告もなく、終わってから完了報告し、次工程へ。そんな感じでした。ところが、今回の研修で、それでは協力体制が取りづらいとの「気づき」が起こったようです。ワンランク大きく取り組むことで、よりよい仕事ができるといった成果です。

そして、参加者は、担当が個人であろうが複数社員であろうが、チームで仕事にあたるという考えを持つようになりました。その仕事の直接の担当は個人であったとしても、関係者が一丸となって仕事する方が、お客様に対してはもちろん、あらゆることで良い。さらに、その考え方は、部署内だけではなく、部署間の連携においても同じだと、発展させてくれました。セクショナリズムの対極です。いわばイントラチームからインターチームへの発達です。

もうひとつ、目覚ましい成長を見せてくれた方がいました。その方は卒業半年前から、インターンシップ制度を活用してその会社にいました。実は研修開始時に相談がありました。正式な社員でなく、身分が学生である人の扱いに関するものでした。講師としては何の問題もなく、むしろエントリーさせて欲しいと要望しました。社長の寛大な配慮もあって、参加してくれることになりました。もちろん、研修では、学生であることは何ら考慮せず、課題も同じようにこなしていただきました。

その結果、その方が入社わずか3ヶ月という時点であったにもかかわらず、「小さな仕事であっても、仕事の大きさに関係なく、細かな報連相を重要視し、一人の仕事がみんなにわかる仕組みを創りたい」と発言されていました。そして、個人の情報や改善のアイデアについて、みんながわかり、利用できるように可視化するフォーマットを作ることを、今年の個人目標に設定されました。これには私自身も感激しました。

この方は、研修に参加した半年間、自分の不甲斐なさに何度も心が折れそうになったとのことです。そんなときに私の言った言葉が励みになったとのことでした。

「知らなくて当然、出来なくて当然、そんな当たり前のことで自分の可能性を制限しないで。やがて出来るようになることを信じて、出来たことをカウントして積み上げよう!」

自分の可能性を信じる。ここに成長の第一歩があることを感じた次第です。

【講師プロフィール】細野高志(ほその・たかし)

1976年7月~93年4月、学習塾経営のあと、全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)に入職。97年3月に、(財)京都工場保健会に入職し、2006年7月に独立起業。現在、京都経営者協会人材開発研究会会長、京都私立病院協会運営委員、保健医療管理士会幹事をつとめる。PHPビジネスコーチ(上級)、米国NLP協会認定マスタープラクティショナー。コーチング研修、リーダーシップ研修、管理職マネジメント研修など幅広いテーマで研修講師として活躍中。

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