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人財・人材・人在・人罪――4種類のジンザイ

人財・人材・人在・人罪――4種類のジンザイ

(2016年2月12日更新)

 
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企業では、一般に「人材」という言葉を使いますが、この「ジンザイ」は4種類に分かれます。すなわち、「人財」「人材」「人在」「人罪」。あなたは、どの「ジンザイ」でしょうか。

 

 

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「人材」の意味

「材」という漢字は、「まっすぐで建築などに有用な木」のことを意味します。したがって「人材」とは企業にとって貴重な能力をもった社員、貢献してくれる社員といった意味であり、すべての従業員が人材であることが理想なのです。

あとの3つは当て字です。「財」は「たからもの」の意味なので、「人財」は人材の中でも特に貴重な存在のこと。「人在」は会社にただいるだけの人。「人罪」は会社にいること自体がマイナスになるような人のことです。

会社に対する社員の貢献度を、〔その人の生み出した成果〕-〔その人に要したすべての費用〕という観点から考えてみましょう。この答えが非常に大きなプラスの人が「人財」であり、プラスの人が「人材」、ほぼゼロの人が「人在」、そしてマイナスの人が「人罪」にあたるといえるのです。

 

新入社員は人材の卵

たとえば、新入社員はほとんどすべての人が「成果」などまだなく、「費用」だけがかかっています。ということは、先ほどの式で言えばマイナスになり、「人罪」にあたることになります。でも、入社後しばらくの間はすべてにおいて勉強中の見習い期間であり、「経費」の方が「成果」より大きくなるのはあたり前なので、新入社員は「人罪」という評価をする対象ではないのです。

しかし、1年経っても2年経っても入社時と同じ状態であれば、その人はいずれ「人在」もしくは「人罪」とみなされるでしょう。会社は、新入社員すべてを「人材の卵」とみなしており、中には「人財の卵」がいくつか混ざっていることを期待しているのです。その期待に応え、一日も早く「人材」と認められるように、新入社員の皆さんには日々努力してもらいたいものです。

 

 
 

新入社員研修

 


 

的場正晃(まとば・まさあき)
1990年慶應義塾大学商学部卒業。同年PHP研究所入社、研修局に配属。以後、一貫して研修事業に携わり、普及、企画、プログラム開発、講師活動に従事。現在、PHP研究所研修企画部長。2003年神戸大学大学院経営学研究科でミッション経営の研究を行ないMBA取得。中小企業診断士。

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