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企業人のための コンプライアンスリスク マネジメント

商品概要

コンプライアンスリスク マネジメント

新刊・予約注文受付中

執筆/監修
[著]髙野一彦(関西大学社会安全学部・大学院社会安全研究科 教授)
税込価格
1,650円(本体価格 1,500円)
判型
A5判
仕様
並製
ページ数
144ページ

内容・特長

コンプライアンス担当者・管理職必携! 第一人者が説く「これからのコンプライアンス経営や部門運営のあり方」とは

検査不正、情報流出、ハラスメント、過重労働――。
企業の不祥事は後を絶たず、社会の目もますます厳しくなっています。中には、経営の根幹を揺るがす深刻な事態に発展するケースも少なくありません。内部統制システムの整備が進む中で、なぜ不祥事は繰り返されるのでしょうか。いま、企業に求められる「コンプライアンス経営」の本質が問われています。
本書では、コンプライアンスとリスクマネジメントの基本を解説し、具体的な事例をもとに、多角的に課題と対策を考察。企業不祥事を防ぐための「これからの経営のあり方」を示します。

特長

(1)第一人者による、研究に裏付けされた内容
企業コンプライアンス、CSR、リスクマネジメント、クライシスマネジメントなどを学際的に研究する髙野一彦氏(関西大学社会安全学部・大学院社会安全研究科 教授)が執筆。多数の事例をもとに、実務と学術の視点から企業不祥事の構造を分析し、コンプライアンス経営に向けた課題と解決策を提示します。

(2)豊富な実例で実践に直結
著者が主査を務める「経営倫理実践研究センター」の研究会で取り上げられた好事例などを中心に多数収録。学術的な解説だけでなく、現場での実践にすぐ活かせるヒントや視点が詰まった一冊です。

(3)組織の“健康診断”ができるチェックリストを収録
多数の不正事件の調査報告書などを分析し、共通する発生要因をもとに作成。自社や自部門の強み・弱みを客観的に評価できるツールとして、研修等での活用に最適です。脆弱なポイントを洗い出し、ディスカッションを通じて具体的な課題や改善策を導くことができます。

本書の内容

[序章]企業事件・不祥事の傾向
1.近年の企業事件・不祥事
2.企業事件・不祥事に見られる傾向
3.本書の構成

[第1章]コンプライアンスリスクの全体像
1.はじめに
2.コーポレートガバナンス元年
3.会社法における内部統制システム構築義務
4.内部統制システムの概念
5.内部統制とPDCAサイクル
6.企業グループの共通基盤としての内部統制システム
7.企業価値創造とグループ管理

[第2章]リスクマネジメントとコンプライアンス
1.リスクマネジメントの全体像と定義
2.企業におけるリスクマネジメントの基本的な取組

[第3章]クライシスマネジメント
1.企業に求められるクライシス対応体制の整備
2.クライシスマネジメントの事前準備
3.企業グループとして対処すべき重要リスクの判断基準
4.エスカレーションルール
5.緊急危機対策本部の設置と対応
6.クライシス・シミュレーション・トレーニング

[第4章]機関投資家の動向から見るコンプライアンスリスク
1.企業の法務部門の発展系譜
2.わが国企業におけるコンプライアンス部門の新設
3.企業価値を創造するコンプライアンス部門への変貌

[第5章]外国法・国際規範とコンプライアンスリスク
1.外国法・国際規範を遵守する意義
2.プライバシー・個人データ保護分野
3.贈賄防止法分野
4.ビジネスと人権に関する指導原則
5.グローバル企業におけるコンプライアンス経営

[第6章]ケースで学ぶコンプライアンスリスク マネジメント
〈ケースとポイント解説1〉情報の持ち去り事件から考える情報法コンプライアンスのあり方
〈ケースとポイント解説2〉製品事故から考えるクライシス発生時の判断のあり方
〈ケースとポイント解説3〉不正を知った従業員
◎チェックリストを使った組織の健康診断

[第7章]裁判例から学ぶコンプライアンスリスク マネジメント
1.はじめに
2.英会話学校N社解約精算金請求事件
3.食品D社 未認可添加物入り商品販売事件
4.コンプライアンス経営はどうあるべきか

備考

※本書の内容は一部変更になる場合がございます。
※本商品の発売日は2025年7月24日を予定しております。発売前にお申し込みいただいた場合は、発売後、約1週間でお届けいたします。

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