<改訂版>よくわかる「HACCP」入門コース
コース概要
- 対象
- 社員全般
- 受講期間
- 2カ月
- 教材構成
- テキスト2冊・インターネット添削2回
- 一般受講料
-
17,600円(本体価格 16,000円)
- 特別受講料
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16,500円(本体価格 15,000円)
※ガイドブックや制度受講などを前提とした法人様からのお申し込みの場合、特別受講料を適用させていただきます。
- 監修
- 特定非営利活動法人近畿HACCP実践研究会
- 執筆講師
- 戸ヶ崎惠一(特定非営利活動法人近畿HACCP実践研究会理事・幹事主幹研究員)
この講座のねらい
食品の安全・安心においてHACCPの果たす役割と仕組み、また、「何を、どのようにすればよいのか」、そのプロセスにおける具体的な取り組みポイントを事例や指針・規範なども参照しながら詳しく解説しています。経営者から現場の担当者まで、HACCPの基本を実践的に学べます。
この講座の特徴
1)「HACCP12手順7原則」に沿って学習を進めることで、体系的に知識を身につけることができます。
2)HACCPの導入・維持に関連する国際規格や法律をわかりやすく解説。
3)すべての食品事業者が「お客様に安全な食品を提供する」ためのHACCP運用に必要な項目を網羅。
カリキュラム
【UNIT1】
第1章 安全と安心
安全と安心の定義/安心は戦略的付加価値/消費者の意識変化/食品事業者が抱えるリスクの多様化と対応
第2章 HACCPの成り立ちと現状
HACCPの歴史/HACCP導入の障害と文化的背景/国際共通言語としてのCodex
第3章 HACCPと経済
国際化した食産業/国民の健康を衛るHACCP/国の経済を衛るHACCP
第4章 HACCPの仕組みを知って誤解を解く
リスクとハザードの違い/食中毒を防ぐ両輪のHACCPと一般衛生管理/マネジメントシステムは完成のないHACCPを補強する/HACCPと食品の品質・安全性の確保/ゼロリスク信奉者になってはならない NRLTOを知る/最終製品の検査では安全性が確保できない
第5章 認証とマネジメントシステム
HACCPとマネジメントシステム/GFSIのベンチマークで同等性を確認された認証スキーム/業界団体による手引書/自治体版HACCP
第6章 食品衛生の国際化(HACCP制度化)
制度化の背景と法制化/HACCPに沿った衛生管理/対象事業者/「HACCPに基づく衛生管理」と「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」/義務要件の衛生管理計画書の作成/各種事業者団体による手引き作成/CodexのHACCP12手順7原則/一般衛生管理
【UNIT2】
第1章 CodexのHACCP 12手順7原則の準備
経営者のコミットメント/HACCP構築の成功と社員の資質
第2章 CodexのHACCP手順1~5 危害要因分析の準備
HACCPチームの編成 手順1/製品説明書とは 手順2・手順3/工程図の書き方と目的 手順4/施設の図面/人・原材料・廃棄物の動線/現場と工程図:フローダイアグラムのギャップ分析(マクロ) 手順5/現場と工程図 マッピング(ミニ)/現場と工程図 マッピング(ミクロ)
第3章 CodexのHACCP手順6原則1 危害要因分析
危害要因(ハザード)とは/危害要因の潜在と顕在/病原微生物/硬質・鋭利な異物/毒性の高い物質とそれを含む食品/危害要因分析の実際/原材料・副原材料の危害要因分析/加工工程の危害要因分析
第4章 CodexのHACCP手順7原則2~手順12原則7 重要管理点と運用
重要管理点(CCP)と一般的衛生管理の仕分け作業/許容限界(CL)の設定/管理基準(OL)の考え方/適切なモニタリングと改善措置/検証/記録と保存方法の設定
第5章 一般衛生管理
施設基準/食品衛生管理者・責任者/省令で規定された一般衛生管理/一般衛生管理の手順(書)例/PP、SOP、SSOPと5S(7S)
第6章 食物アレルギー物質
食物アレルギーとアナフィラキシ-/特定原材料/食物アレルギー物質(アレルゲン)の交差汚染
付章 HACCPに関する情報
HACCPの参考情報/Codex食品衛生の一般原則2020改訂