「PDCA＋SDCA」で仕事の品質アップ！ トヨタ式「仕事の標準化」入門コース

この講座のねらい

ビジネスパーソンなら誰もが知るマネジメント手法「PDCAサイクル」。しかし、PDCAを回しているだけでは防げない問題もあります。そこで重要になるのが、「P（計画）」の代わりに「S（標準化）」を行う「SDCAサイクル」です。
仕事の品質を維持し、継続的に成果を上げるためには、問題解決のためのPDCAサイクル と 「決めたことを決めたとおりに実施する」ためのSDCAサイクル を両輪として回し続けることが重要です。
本コースでは、この2つのサイクルの効果的な回し方や、日々の業務への取り入れ方を具体的な事例とともに解説。品質や成果の維持・向上、そして改善の風土づくりに必要な実践力を養います。

この講座の特徴

１）「S（標準化）」の方法から、SDCAサイクルの回し方、PDCAとの組み合わせまでを学習。学んだ内容をすぐに仕事に活かせます。
２）企業事例をもとに具体的に解説。自身の状況に照らしながら、実践的に学べます。
３）マンガやイラストを豊富に掲載。楽しみながら重要なポイントを身につけられる構成です。

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カリキュラム

【第1章】PDCAとSDCAの違いと大切さを知ろう

［Comic1］規則やルールを守らないと……
（1）ビジネスの基本は「PDCA」にあり
（2）PDCAはしっかり正しく回してこそ効果がある
（3）PDCAを回すだけでは問題は防げない
（4）SDCAとは「標準化→実行→評価→改善」のサイクル
（5）PDCAで改善し、SDCAで維持する
［Plus One］みんなの「関心」が実行の力になる

【第2章】SDCAの意義と基本を正しく理解しよう

［Comic2］決めたことを守ったうえで「良い方法」を考える
（1）SDCAの目的は「いつもの状態」を維持すること
（2）SDCAサイクルの「S」とは
（3）SDCAサイクルの「D」とは
（4）SDCAの「C」と「A」とは
（5）トヨタの「改善サイクル」
［Plus One］標準作業は見直してこそ／ただし、自分たちに都合よく変えてはダメ
◎考えてみよう！

【第3章】SDCAサイクルはこう回す　Part1

［Comic3］「まあ、いいか」という油断が……
（1）「決めたことを守れない」には理由がある
（2）〈Case1〉C病院のSDCA
　　「できて当たり前」のことができていなかった　　
（3）〈Case2〉D飲食店のSDCA
　　標準化が不十分だと実行にはばらつきが起きる
（4）〈Case3〉化学メーカーE社のSDCA
　　中途半端なSDCAでは事故は防げない　　
（5）〈Case4〉事務機器メーカーG社のSDCA
　　結果が出ないときは標準作業の中身に目を向ける
［Plus One］ルールを軽んじる風土になっていないか／「言う人がやらんと」

【第4章】SDCAサイクルはこう回す　Part2

［Comic4］「やる人」に負担がかかると……
（1）SDCAとPDCAを組み合わせて質の向上を
（2）〈Case5〉生活用品メーカーI社のSDCA
　　PDCAとSDCAを回すことこそが「楽に」してくれる
（3）〈Case6〉機械メーカーK社のSDCA
　　「やる人の負担」に配慮してこそSDCAは回る
（4）〈Case7〉部品メーカーL社のSDCA
　　SDCAを回さなければせっかくの5Sも定着しない　　
（5）〈Case8〉住宅設備メーカーＭ社のSDCA
　　問題への「即時対応」がSDCAをスムーズに回す　
［Plus One］「目的は何か」と常にチェックを／ヨコテンにプラスアルファの知恵をつける

【第5章】人を育て、企業の成長を可能にするSDCA

［Comic5］自分たちでアイデアを出し「より良いやり方」に改善する
（1）トップの強い関心があってこそSDCAは機能する
（2）すべての仕事にはお客さまがいることを意識しよう
（3）信用や信頼ほど大切なものはない
（4）SDCAを通して人も成長できる
（5）当たり前のことを徹底的にやることで、大きく成長できる
［Plus One］「仕事の意義」をどう考えるかでやりがいも変わる／やったことをやりっぱなしにせず、そこをスタート地点に
◎考えてみよう！