安岡正篤講話録 人間の本質 ~古来聞き難きは道なり~
商品概要
在庫あり
- 執筆/監修
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[監修]安岡正篤講話選集刊行委員会
[企画協力](株)ディ・シー・エス - 税込価格
- 20,900円(本体価格 19,000円)
- 構成
- CD全3枚
- 付属品
- 書籍(280ページ)
- 収録時間
- 1枚66~70分
内容・特長
「人間は本質的に光を求め、闇を嫌う――人間というものは明るくなければならん」
知識を偏重し、功利を追求する現代の日本人。その姿を憂い、精神革命の必要性を訴え続けたのが、東洋思想の碩学・安岡正篤氏でした。その言葉は温かさ、深さに満ちながら、今なお私たちに内省と人生の道標を与えてくれているのです。
本CD集は、日本のトップリーダーたちに師と仰がれた安岡正篤氏の講話録・第二作として、混迷の現代を生きるリーダーの皆様にお聴きいただきたい内容を厳選して収録しています。
<特長1>ヒューマニズムの回復を訴えた安岡正篤氏の名講義を肉声で収録。
<特長2>父子の道、師友の道、教育の根本を解き明かす。
<特長3>書籍(活字)で心を耕し、CD(講話)で心を養う。
◆内容の一部紹介◆
「人間の本質」(Disc2より)
……その人がどういう徳性をもっておるか――というと、たとえば人間が自然から生まれつきに与えられておる人間の本質的な要素。まず明暗、光と闇だ。人間は本質的に光を求め、闇を嫌うね。明るいと暗いということは、人間の徳の中でもっとも根本的なものだ。だから、いわゆる道徳的にいっても、人間はまずもって明るくなきゃならん。暗くてはいけない。これは大事なことだ。
皆さんがちょっと考えたらわかるだろう。明るい人と暗い人があるね。人間はどこまでも明るくなきゃならん。暗くてはいけない。これは本質中の本質、根本中の根本の徳だ。だから、我々は常に明るくあろうとしなければならない。どんなに知識や技能があっても、暗い人は、これは安心できない、油断ができない。明るくなきゃならん。暗い気持ちになってはいけない。常に明るい気持ちでおらなきゃ――明暗。……
詳細
道理とは何か(収録時間約66分)
「古来聞き難きは道、天下得難きは同志なり」(中江藤樹)という言葉をモチーフに、道とは何か、現代人の精神的危機とは何かを、安岡正篤氏が語る。
◆道理とは何か
◆論理的思考の危険
◆ものの考え方の三条件
◆天下得難きは同志なり
◆大衆と個人―カレルの言葉―
◆シュワイツァーの卓見
父と子(収録時間約67分)
徳性というものが人間の人間たる一番本質――安岡正篤氏は、現代人の教育の欠陥を鋭く指摘し、家庭教育の根本問題を指摘している。
◆人間の思想・生活・行動を構成する根本理念
◆本当の文明とは
◆人間の本質
◆本末の区別
◆父と子(1)―フィヒテ『ドイツ国民に告ぐ』より―
◆父と子(2)―父子の間は善を責めず―
実学と人生(収録時間約70分)
人間というものは、善を行なうよりも悪を去ることが非常に大切である――学問の意味、人生を問いかける安岡正篤氏の重厚な講義集。
◆師と友
◆中江藤樹と大野了佐
◆情について
◆情懐について
◆本当の学問とは
◆人間としての真の仕事
備考
※本CD集は、(株)ディ・シー・エス刊行のカセット『安岡正篤講話選集』第三期「東洋思想と現代」/第二集「この師この友」を音源として、抜粋・再編集したものです。また、講演当時の音声記録をベースとしているため、音声の一部に乱れがございます。予め了承ください。