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安岡正篤講話録 「論語」と人間 ~今をいかに生きるべきか~

商品概要

安岡正篤講話録 「論語」と人間

在庫あり

執筆/監修
[監修]安岡正篤講話選集刊行委員会
[企画協力](株)ディ・シー・エス
税込価格
49,500円(本体価格 45,000円)
構成
CD全9枚
付属品
書籍(280ページ)
収録時間
1枚55~70分

内容・特長

「現代をもっともよく把握し、現代にもっとも正しい結論を得ようと思えば、『論語』で十分である」

確たる価値観を見失った混迷の現代にあって、『論語』は古典の領域にとどまらず、その教えはむしろ輝きを増しているといえるでしょう。
混迷の現代をいかに生きるか――単なる字句の解釈にとどまらない安岡活学の講話をぜひお聴きください。

<特長1>安岡正篤氏が自ら語った「安岡論語」の決定版CD集。

<特長2>『論語』の名言を解釈しながら、現代人の危機を説く。

<特長3>講話内容を完全収録した付属書籍で難解な言葉も理解できる。

◆内容の一部紹介◆
「義と利」(Disc2より)

心ある人は、どうしてもこの「義に喩る」ということが大事であります。利ということばかりを考えておっては、遂に利になりません。利によって行なえば、まさに怨が多い。そういいながら、そう知りながら、人間始終悩まされておるのは経済であります。そして、この経済ということになりますと、わかっておるはずの人でも不思議なほど利己的であり、排他的・競争的になりやすい。道徳などといっておっては、義などといっておっては経済にならぬ、利にならぬ。礼節などは衣食足って後の話だ。飯が食えなくて何の教養も文化もあるか――いわず語らず決めこんでおるのが、常人の心理であります。政策にしても、まず予算の分捕り合い。予算がないというと、大切な政策も軽く排除されがちであります。それほど経済優先主義で、誰もが富裕なのかというと、いつになっても貧乏を嘆かぬことがありません。
それは経済というものも人生の重要部門でありますが、決して孤立的に行なわれるものではなくて、経済を左右するものは案外道徳である、義であるというような理法・原理・原則に対して非常に無知なためであります。……

詳細

孔子とその時代(収録時間約55分)

孔子が生きた春秋時代とはどのような時代であったのか――理想の政治を実現すべく、苦難の旅をつづけた孔子と弟子たち。その背景や日常を読み解く。

◆孔子とその時代(1)
◆孔子とその時代(2)
◆飲食について
◆日常生活について
◆子路と顔回

義と利(収録時間約62分)

「君子は義に喩り、小人は利に喩る」―― 経済至上主義が行き詰まりを迎える現代にあって、あらためて『論語』の教えに耳を傾ける。

◆義と利
◆山田方谷の「理財論」
◆富と貴
◆位なきを患えず
◆質、文に勝てば則ち野なり

言と行(収録時間約63分)

「君子は言に訥にして、行に敏ならんと欲す」――言論やマスコミがもてはやされる今の時代に警鐘を鳴らし、人間のあり方の根本を問いかける。

◆言と行
◆其の愚には及ぶべからざるなり
◆君子は器ならず
◆恒有る者 中行
◆愚と直

君子と小人(収録時間約62分)

人の上に立つ者のあり方とは、政治の本質とは――『論語』に学ぶリーダーの原理原則。

◆君子も亦悪むこと有るか
◆君子と小人
◆政治の道
◆信なくんば立たず

孔子の人と道(収録時間約61分)

志学、而立、不惑、知命、耳順、従心――。
孔子の政治観・人生観を物語る味わい深い講話の数々。

◆子路子羔をして費の宰たらしむ
◆民は之に由らしむべし
◆吾十有五にして学に志す
◆孔子の人と道
◆君子は多ならんや
◆与に共に学ぶべし

自然と人間(収録時間約70分)

隠者との対話の中で、あくまでも人道的精神を吐露した孔子――その人生観、運命観に学ぶ。

◆君子を問う
◆鳥獣は与に群を同じくすべからず
◆子、九夷に居らんと欲す
◆君子に三畏有り
◆子路を希孫に愬う
◆知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ
◆論語余話

論語読みの論語知らず(収録時間約55分)

なかなか人間はわかったようなつもりでいて、本当のことは何もわかっていない――私たちはみな「論語読みの論語知らず」である。学ぶに如かざるなり。

◆論語読みの論語知らず
◆学んで之を時習す
◆吾れ日に吾が身を三省す
◆夢に周公を見ず
◆斉一変せば魯に至らん

孝と断絶(収録時間約65分)

親子、老少、先輩後輩というものが断絶する。そこに現代文明の病がある。現代人が見失った「孝道」や「忠恕」という概念を見つめなおす。

◆孝と断絶
◆忠恕の道
◆未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん
◆佞について――巧言令色鮮いかな仁
◆鄭声は淫、佞人は殆うし
◆佞を為すに非ざるなり、固を疾むなり

己を知らざることを患う(収録時間約60分)

人間の一番根本問題は、自分が自分を知るということ――これこそ大問題である。今こそ『論語』を活読してほしい。

◆材を取る所無し
◆己を知らざることを患う
◆巧笑倩たり、美目はんたり
◆仁者にして能く人を悪む
◆子産を謂う――感激性なき国民

備考

※本CD集は、(株)ディ・シー・エス社刊行のカセット『安岡正篤講話選集』第一期「中国古典入門」/第一集「孔子と論語」および第三集「論語読みの論語知らず」を音源として、抜粋・再編集したものです。また、講演当時の音声記録をベースとしているため、音声の一部に乱れがございます。あらかじめご了承ください。

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