松下幸之助とともに 日々を新たに「繁栄を望む・編」
商品概要
在庫あり
- 執筆/監修
-
[聞き手]藤島泰輔(作家)
[監修]PHP研究所 経営理念研究本部
[企画協力](株)ニッポン放送 - 税込価格
- 20,900円(本体価格 19,000円)
- 構成
- CD全3枚
- 付属品
- 補足解説書(96ページ)
- 収録時間
- 1話約15分・12話収録
内容・特長
混迷する現代。四十数年前に語られた松下幸之助の「想い」がよみがえる! 今だからこそ、松下幸之助が伝えたかったメッセージに耳を傾けてください。
日本、そして人類のさらなる繁栄を心から願い、思索を重ね、力を尽くした松下幸之助。
社会に対して、さまざまな警鐘を鳴らし、多くの提言を投げかけています。その言葉は、今を生きるわれわれにとって、より貴重なメッセージとして胸に響きます。
◆内容の一部紹介◆
「民主主義は厳しさのもとに成り立つ」
(Disc3「教育の再建を」より)
……民主主義というものは本当に厳しいもんだと思うんです。その厳しさを取ってしまった民主主義というものは、これは勝手主義になり、むちゃくちゃになってしまうわけです。秩序も何もかもなくなってしまう。そこから生産性というものも生まれない。幸せも生まれない。(…中略…)民主主義はもう非常に礼儀とか、規律とか、そういう戒律の厳しいものである。それで初めて民主主義の本当の姿としての価値が生まれるんじゃないかという感じを僕はしているんですがね。……
◎『松下幸之助とともに 日々を新たに 「経営を語る・編」』はこちら
詳細
国家の繁栄とは
【個人の幸福を中心にした国の繁栄を】
◆国民総生産世界第三位を可能にした二つの要因
◆一人当たりの所得が伸びないのはなぜか
◆個人の幸福を中心にした国の繁栄を
【政治に求められる生産性と哲学】
◆国家運営にも「生産性」が求められる
◆政治家はもっと政治哲学をもて
◆政党は十年一日ではいけない
【治安が悪いと物価が上がる】
◆政治は国民の手にある
◆政治の要諦は治安を守ることにある
◆「国家権力」から「人民権力」の考え方へ
【文化国家であるための三つの条件】
◆「生成発展」「秩序」「自由」
◆理想的とはいえないが、アメリカは文明国家の資格がある
◆すべては人間の幸せのためにある
経済への視座
【景気にふりまわされてはいけない】
◆景気・不景気はないという「信念」をもつ
◆「怖さ」を知ることが大事
【自立した広域行政が日本を豊かに】
◆東京の過密化を憂う
◆連邦政府構想
【苛斂誅求の上をいく日本の税制】
◆喜びをもって納められるような税率を
◆納税は尊い義務という国民意識を
【経済成長と物価上昇のバランスを】
◆物価騰貴に驚くな
◆生産性上昇が物価上昇を上まわっている
◆物価をめぐる与野党対立について
教育の再建を
【礼節・規律のもとに民主主義は成り立つ】
◆首相を尊敬しない日本人
◆民主主義は厳しさのもとに成り立つ
◆礼節は「潤滑油」
【子どもが育つために必要なこと】
◆子どもの教育を見直す時期
◆教師は自覚と権威をもて
◆怖さによって躾けられていく
【近代的な「孝道」の確立を】
◆親への愛情を高めなくてはいけない
◆日本伝統の家族主義を大切に
【一粒の米の尊さを知ってこそ】
◆昭和元禄と呼ばれているが……
◆国民の精神を引き締める運動を
備考
(音源について)
本CDは、(株)ニッポン放送にて、1969(昭和44)年1月5日より10月26日にわたりラジオ放送された音源をもとに、一部抜粋、再編集したものです。
(補足解説書について)
ご理解を深めていただくために、松下幸之助の語り部分の抜粋とともに、その内容に関連する書籍・講演などの一部を解説としてあわせて掲載しています。