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エグゼクティブコーチングの効果と可能性

2024年8月26日更新

エグゼクティブコーチングの効果と可能性

経営者や経営幹部に対する「エグゼクティブコーチング」の需要が高まっています。今なぜ、エグゼクティブコーチングが求められているのか、その背景や効果を整理した上で、どのような観点からコーチの人選をするべきか考察いたします。

INDEX

エグゼクティブコーチングとは

エグゼクティブコーチングとは、社長や取締役などの経営層を対象としたコーチングのことです。主な特徴として以下が挙げられます。

エグゼクティブコーチングの目的と対象

  • 経営層の意思決定の質向上や意識・行動変革を目指す
  • 経営幹部候補者の育成にも活用される
  • 企業のトップである社長や取締役を対象とする

エグゼクティブコーチングの実施方法

  • 1対1の個別セッションが基本スタイル
  • 1回のセッションは、60〜90分程度が一般的
  • オンラインでの実施も増加している
  • グループコーチングの形式も可能

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エグゼクティブコーチングが求められる理由

VUCAと言われる現代社会において、経営の舵取りが非常に難しくなってきました。これまで以上に、経営者には鋭い洞察力や的確な意思決定能力、柔軟な変化対応力等の発揮が求められています。しかし、経営者といえども万能ではありません。自分の考え方や行動に対する客観的なフィードバックを与えてくれたり、新しい視点を提供してくれるなど、伴走者として寄り添う人の存在を欲しています。これが、エグゼクティブコーチングが求められる理由なのです。

エグゼクティブコーチングによって得られるもの

経営者は日々重要な意思決定を迫られますが、エグゼクティブコーチングを通じて経営課題をより明確に理解し、効果的な解決策を見出すことができます。また、外部の視点を取り入れることで、自社(自分)だけでは気づけない課題に気づくきっかけになります。その結果、難しい決断に対する自信と洞察を得ることができるでしょう。
また、エグゼクティブコーチングには人材育成の機能もあります。コーチとの対話を通じて長期的視野と戦略的思考が養成され、経営者自身のリーダーシップが磨き高められます。また、エグゼクティブコーチングは、経営環境の変化に迅速に適応するための思考法や行動様式を学ぶことができるので、経営幹部候補の育成にも活用でき、組織全体の人材開発につながります。

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どのようなコーチを選ぶべきか~最大限の効果を引き出すために

エグゼクティブコーチングにおいて適切なコーチを選ぶことは非常に重要です。以下のポイントを考慮してコーチを選択することをお勧めします。

経験と実績

  • ビジネスや経営の経験が豊富であること
  • エグゼクティブコーチングの実績があること
  • 対象業界や経営課題に関する知識を有していること

コミュニケーション能力

  • 高いコミュニケーション力を持ち、経営者のやる気を引き出せること
  • 経営者の悩みを理解し、共感できること

専門性

  • エグゼクティブコーチングに特化したトレーニングを受けていること
  • 経営に関する高度な知識を持っていること

人間性とマッチング

  • 経営者との相性や価値観が合うこと
  • 信頼関係を築けそうな人柄であること

その他、注意点

  • 資格や経歴だけで選ばないこと
  • 格安のサービスには注意が必要(経営知識が不足している可能性がある)

上記の観点から人選し、適切なコーチをつけることで、エグゼクティブコーチングの効果を最大限に引き出すことができます。コーチの選定には時間をかけ、複数の候補者と面談するなどして慎重に判断することが大切です。

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PHP研究所では、経営者・経営幹部の方を対象にしたエグゼクティブ・コーチングのサービスを提供しています。卓越したスキルをもつプロのビジネスコーチが、コミュニケーション・プロセスを通じて、経営者自身の「志」を高め、ビジョンを実現する上での課題を明らかにし、良い会社づくりを支援します。

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的場正晃(まとば・まさあき)
PHP研究所 経営共創事業本部 本部長
1990年、慶應義塾大学商学部卒業。同年PHP研究所入社、研修局に配属。以後、一貫して研修事業に携わり、普及、企画、プログラム開発、講師活動に従事。2003年神戸大学大学院経営学研究科でミッション経営の研究を行ないMBA取得。中小企業診断士。

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