評価者研修(講師派遣)のご提案
2023年11月 2日更新
課長職を対象にした評価者研修のプログラムをご紹介します。
「人が育つ評価制度」の確立を目指して
人材の処遇と育成のための人事評価(考課)制度。しかし、特に若手社員が評価結果に不満をもち、離職につながってしまうなどの問題を抱える企業も少なくありません。
- 管理職の「評価能力」にばらつきがあり、部下のモチベーション低下、ひいては離職につながっている
- 管理職の人事制度に対する理解不足、評価スキルの未熟さが目立つ
- 評価することが目的化し、部下の指導育成の観点が抜け落ちている管理職もいる
こうした問題を解決し、「人が育つ評価制度」を確立するためには、評価者である管理職への教育研修が欠かせません。
研修のねらい
- 人事考課制度の目的が、評価チェックすることではなく、人材育成にあることを正しく理解する
- 制度運用において必要とされる「コーチング」「フィードバック」など、上司側のコミュニケーションスキルを底上げする
研修の特徴
- 中原淳氏(立教大学経営学部教授)と共同開発した「フィードバック」コンテンツを採用
- 企業の人事評価制度の構築・運用を担った実務経験豊富な講師が担当
評価者研修プログラム
対象:課長職(1開催につき20名程度)
開催形式:1日間(終日)集合研修
9:00
開講、オリエンテーション
【管理職に求められる役割と能力】
・管理職の仕事-他者を通じて仕事の成果を上げること(討議と解説)
・密なコミュニケーションと人材育成(解説)
→管理職に求められる役割の中でも、人材育成の重要性が増していることを理解する
【人事評価制度の基本】
・当社の人事評価制度について(人事ご担当者様講義:60分程度)
・人事評価制度を正しく運用するポイント(解説)
*評価基準を明確に
*事実に基づいた評価を
*評価ルールを守る
→人事評価制度の理論的背景を理解すると同時に、究極の目的が人材育成であることを腹に落とす
【人事評価制度の運用】
・人事評価の基本ステップ(解説)
・評価者が陥りやすい罠(解説)
・目標設定のポイント(解説)
・コーチングスキル(傾聴、承認、質問)を面談に活かす(演習と解説)
・フィードバック面談のポイント(事実通知、腹落とし対話)(解説)
・フィードバック面談ロールプレイ(演習)
*上司-部下間の評価に違いがある状況でのフィードバック
→人事評価制度の一連のステップを理解する/目標設定、中間面談、評価面談、それぞれにおける留意点を学ぶ/評価制度の運用にあたって必要とされるスキル(コーチング&フィードバック)を習得する
●まとめ 今日の学びを今後、どのように実践するか(討議)
→一連の学習を今後、どう活かすか考えあい、「研修転移」を促進する
17:00
●終了
《事後課題》評価面談時の実践結果をレポートにまとめて提出