若手・中堅社員向け「ロジカルコミュニケーション研修」(講師派遣)のご提案
2023年12月27日更新
若手・中堅社員向け「ロジカルコミュニケーション研修」のプログラムをご紹介します。考え方やスキルを習得し、職場で実践する力を身につけて仕事の成果を高めることを目的とした内容です。
ロジカルコミュニケーションとは?
ロジカルコミュニケーションとは、論理的思考をベースに相手に伝えたいことを整理し、わかりやすく伝える話し方のテクニックのことです。
「お客さまと行き違いが生じる」「お客さまへの対応が悪く二次トラブルへ発展してしまう」といった問題は、社内外の情報発信・受信がスムーズにできていると発生リスクを回避することにつながります。本研修では、ロジカルコミュニケーションを習得し、若手・中堅社員の仕事推進力の向上を目指します。
若手・中堅社員を自主自律型人材に育てる
現場の第一線で仕事をしている若手・中堅社員の活性化は、業績向上に直結します。しかしながら、多くの企業ではその教育をOJTに委ねてしまいがちです。その結果、「過去の経験則から抜け出せない」「新しい視点や発想に乏しい」といった社員がどうしても増えてしまいます。
PHP研究所では、➀自ら考え行動できる人材、②仕事の基本が確立し成果を上げる人材、③産業界を見据えた視野の広い職業人材=「自主自律型人材」の育成を主眼に置いて、若手・中堅社員の研修をご提案しています。
「ロジカルコミュニケーション研修」においても、スキルの習得はもちろんですが、職場で実践し、成果を上げるというアウトプットの部分にこだわって研修プログラムを構成しています。
研修の目的
本研修では、知識や考え方はもちろんのこと、具体的演習を通して、論理思考を基にしたロジカルコミュニケーションの6つのポイントを学び、自信をもって社内外に対しての情報を受発信する力を身につけます。その結果として、仕事推進力と職場貢献力の向上を図ります。
ロジカルコミュニケーションの6つのポイント
1)筋道を立てて、論理展開し、自分の考え(意見)を明確にする
2)自分の意見を相手に伝える際に、短く、シンプルに論理を展開する
3)目的を意識した論理展開をする
4)事実(ファクト)をもとに、論理を展開する
5)批判ばかりせず、立論側にたって考慮する
若手・中堅社員向け「ロジカルコミュニケーション研修」プログラム
9:00
◆開講/オリエンテーション
1.納得感のある論の展開
・情報整理は、「漏れなく・ダブリなく・偏りなく」MECEであること
・筋道を立てて、論理を展開する(ノイズを消す)
・短くシンプルに要約する【要約演習】
・相手が理解できる言葉で論理を展開する(間違った抽象化)
・事実(ファクト)を基にした論理展開
・定量データを使う(定性データ<定量データ)
・「共感ゾーン、エピソード、エビデンス、上位概念」の効果
・論理展開における最小単位「三段論法」
・演繹法と帰納法【演習】
・分かり易い論理展開「三角ロジック」【演習】
・論理ステップのPREP【演習】
→様々な論理ツールを理解する
◎論理展開のステップを修得する
◎共感を得る、納得感を得ることの重要性を理解する
2.納得感のある論のパターン
・論点(命題)を明確にする(論点抽出)
【論点抽出演習】
・ロジックツリーを使って体系的に論理を展開する
・ピラミッドストラクチャーでレポートを構成する
【演習 新聞の社説をCheckする】
・根拠の正しさを検証する、反対の立場で考える
→論理展開する際のポイントは「論点」を明確にすること。その論点にそって、論の構築をすることで、説得力が増し、分かり易くなることを理解する
◎ピラミッドストラクチャーを理解し、リポート作成、提案書作成などに活かす。その基本と重要点を習得する
◎相手の論の展開の根拠と前提に疑問を持つことで、自己の論理性を向上させる
3.納得感のある伝え方
・聴き手のタイムコストを考える(長話厳禁)
・小さな声はNG(低音、小音は自信の無さを表現する)
・上位概念とエビデンスfirstの説得力で持論を展開する
【演習 ロジカルコミュニケーション・ディベート】
下記のテーマなどで、持論を構築し、発表し合う
・定年制を廃止するべきである
・終身雇用制度を廃止するべきである
・派遣社員の雇用システムを廃止するべきである
・男性の育児休暇を義務化するべきである
・週休3日制にすべきである など
◆ 質疑応答
17:00
◆終了