「人間力強化研修」で次代の経営人材を育てる～株式会社 GS ユアサフィールディングス様

2025年10月27日更新

産業用蓄電池・電源システムの販売から据付工事、アフターサービスまでの一貫した質の高いサービスを、全国17拠点で展開する株式会社 GS ユアサフィールディングス様。同社では経営幹部・役員候補の育成に、PHP公開セミナー「人間力強化研修」を活用しておられます。同社の人材開発ご責任者である村上洋行様（取締役経営管理本部長）に、ご活用の経緯やねらいをお伺いしました。

PHP公開セミナー「課長研修」を受講したのがきっかけ

株式会社GSユアサフィールディングス様では、昇格初年度の管理職を、PHP公開セミナー「課長研修マネジメント革新コース」に派遣してくださっています。以前は、数年に一回、一定の対象者が集まった段階で、講師を招いて管理職研修を実施していたとのこと。ただ、そのやり方では、どうしても昇格後タイムリーに受講できない人が出てきます。「鉄は熱いうちに打て」ではないですが、やはり必要なときに必要な研修を受けてもらいたいとのお考えから、一人からでも参加できる公開コースの利用を検討することになったのだそうです。

会社として「課長研修マネジメント革新コース」をご採用くださる前に、当時、人事課長だった村上様ご自身が、同僚の営業課長に声をかけて受講してくださったのだとか。受講してみると、異業種の方とのグループワークや討議に刺激を受け、また、研修後の懇親会では、同じような立場の人たちと仕事の課題や悩みを本音で語り合うことができた点が特によかったそうです。さらに、他社の管理職の考え方を知ることで「自分の会社には、こんなにいいところもあるんだ」「こういうところが課題だな」という発見もありました。一緒に受講した営業課長も「なかなかいいじゃないか」と。そこで会社としての採用を決められたそうです。現在では、部長職の昇格時研修や新入社員の導入研修でもPHP公開セミナーをご活用くださっています。

「すべての階層の研修プログラムに基本的な考え方、つまり松下幸之助氏の人づくりの理念があり、一本の筋が通っている」という点を、特に魅力に感じていただいているとお伺いしました。

「人間力強化研修」は、経営幹部・役員候補が受講

PHP公開セミナー「人間力強化研修」には、経営幹部・役員候補の方を派遣してくださっています。課長から部長への昇格は、部や支店の「部門経営」を担う人材ということで任命されるわけですが、そこからさらに等級が上がるということは、近い将来の経営幹部、役員候補ということになります。具体的な昇格要件としては「組織の運営を行う上で必要となる社会経済政策上の知見があり、会社の価値向上を実現させるための見識、判断力を有している」「組織目標を達成するために部下の力を最大限に発揮させる統率力を有し、全体最適を重視したマネジメントを行うことができる」と定義されています。そうした覚悟と責任感が求められるタイミングでの受講に意義があるとのお話でした。

実は「人間力強化研修」についても、村上様ご自身が受講されています。印象に残ったのは「人間力」を「人や組織を惹きつけ動かす、対人影響力や行動力、発想力の総称」と定義している点。「この人についていけば自分も成長できるという部下との信頼関係があれば、力強いマネジメントができる。思い出してみれば私の先輩・上司にもそういう人はいました」とご感想を語ってくださいました。

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