内定者や新入社員は、せっかく縁があった会社をなぜ辞めてしまうのでしょうか。学生に企業を選ぶ理由を質問してみると、「自分のやりたい仕事ができる」「やりがいを持って働ける」「人間関係がよく働きやすい」「仕事を通じて成長できる」といった回答が数多く返ってきます。この結果からわかるように、「やりがい」や「成長実感・成長予感」を学生は重視しているのです。
各社とも、採用のご担当者は以下のような観点から自社の魅力を学生に伝えているのではないでしょうか。
- ●社会的に意義のある仕事に取り組める
- ●若い時期から責任ある仕事を任せてもらえる
- ●多様性を認め、自律的な雰囲気のある社風
上記に加え、「人を大切にする会社」「教育に熱心な会社」ということをアピールする上で、内定者教育はたいへん有効です。「入社前からこんなに教育機会を提供してくれるのか」「この会社であれば成長できそう」という感覚を抱かせることは、会社へのロイヤリティ向上・内定辞退防止につながります。
PHP研究所は、内定者を対象とした通信教育、eラーニングを取り揃えています。いずれもケーススタディなどを用いて、「入社後の自分」の仕事ぶりをイメージすることで、やる気を喚起したり、不安を払拭することを第一の目的に制作しています。また、ビジネスマナーや人間関係の留意点など、入社前に知っておきたい事柄も学べるため、さまざまな規模・業種の企業の入社前教育にご利用いただき、学生からも高評価を得ています。