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内定者懇親会のプログラムはどうつくる? 注意点や実施意義も解説

2021年8月27日更新

内定者懇親会のプログラムはどうつくる? 注意点や実施意義も解説

内定者の入社への意思を固め、組織の一員であるという意識を高めるために、内定者懇親会を開催する企業は少なくありません。具体的にどのようなプログラムを組むことが、内定者、そして企業のためになるのか。また、開催手段や成功裏に懇親会を進める方法についての解説をいたします、ぜひ参考にしてください。

INDEX

内定者懇親会はするべき? その3つの意義

内定から入社までの期間に、内定者研修や内定者懇親会を開催する企業が増えています。内定者研修は、即戦力として入社後に活躍してもらうことを目的に、社会人としての心構えやビジネスマナー、パソコンスキルなどを習得させることが多いようです。

【参考記事】内定者研修の目的とは? 成功させる方法とプログラムを紹介

一方、内定者懇親会は、以下の3つを目的として実施します。

1.就職に向けて内定者の意思を固める
2.仲間意識を育てる
3.内定者の性格を知る

1.就職に向けて内定者の意思を固める

内定から入社までには数カ月もの長い期間があります。その間、内定者に対して何のアプローチもしないと、内定者の入社に対するモチベーションが低下してしまう恐れがあります。
また複数の企業から内定を受けている学生であれば、ほかの企業に心が揺れることもあります。内定者懇親会を開催することで、就職に向けてのモチベーションを高め「入社したい」という意思を固められるようにサポートしていきましょう。

2.仲間意識を育てる

内定者は少なからず「同期はどんな人が入社するのだろう」「うまく会社でやっていけるだろうか」といった不安を抱えています。内定者懇親会を開催して仲間を知る機会を設けることで、内定者の疑問や不安を軽減できるかもしれません。
また、気の合う仲間が見つかれば、内定者はより入社へのモチベーションを高められるでしょう。入社後すぐに離職する社員を減らすためにも、こういった企業側の配慮が必要です。

3.内定者の性格を知る

面接の時点で、学生の本当の性格を見抜くことは容易ではありません。学生たちは大抵緊張しているので、素の姿を見せていないことが多いのです。
しかし、すでに内定が決まった状態であれば、素の性格や本来の個性も出しやすいでしょう。特に少人数ずつの懇親会であれば、一人ひとりをより深く知ることができます。新入社員向けの環境を準備する際や、配属先を考える際の参考にもなります。

内定者懇親会の開催方法

内定者懇親会の開催方法

内定者の仲間意識を高め、内定者一人ひとりの性格を深く知るためにも、内定者懇親会は、何度かに分けて実施することをおすすめします。また、目的に合わせて開催方法も選びましょう。主な方法としては次の4つが挙げられます。

・社内で交流
・食事会やアウトドアでのアクティビティ
・オンライン飲み会
・オンライン交流会

それぞれの具体的なアイデアやメリット、デメリットについて見ていきましょう。

社内で交流

内定者懇親会は、会社の会議室などを使って開催することができます。職場見学を同時に実施すれば、会社という場所に馴染んでもらうきっかけにもなるでしょう。
少人数ずつ集めて内定者懇親会を実施するときも、社内であれば周囲にそれほど気を使う必要がありません。場所代もかからず、心おきなく交流を深めてもらえるというメリットもあります。

食事会や屋外でのアクティビティ

レストランなどを予約して、食事会として開催することもできます。食事をしながらであれば話も弾みやすく、より一層距離を縮めることができるでしょう。
また気候が良い時期であれば、屋外でバーベキューや希望を募ってアクティビティをするのもおすすめです。自然とコミュニケーションを取れるので、内定者の性格をより深く知るきっかけとなるでしょう。
ただし、コロナ禍の状況下では実施について慎重な判断が必要です。

オンライン飲み会

現状ではなかなかお酒の場をリアルで設けるのは難しいので、世情と、また参加のしやすさを鑑みて、オンラインでの飲み会として内定者懇親会を開催することも。就業時間外であれば先輩社員も参加しやすいので、内定者同士だけでなく社員との交流の機会にすることもできるでしょう。
また、夕方以降の時間を選ぶことで、卒論やゼミなどで忙しい学生も参加しやすくなります。お酒を飲まない人でも楽しめるように話題を提供し、お互いが仲良くなるための機会として活用しましょう。準備する飲食料の費用を参加費として一律支給することで、参加のハードルが下がり、モチベーションが上がるかもしれません。

オンライン交流会

オンラインで交流会を開催するのもおすすめです。学校が忙しい場合や自宅が会社から遠い場合でも参加しやすいので、内定者に負担をかけにくい懇親会の方法といえるでしょう。
その場合は、オンライン飲み会との線引きで、日中のお茶会という形にしたり、あるいは事前にアンケートをしてテーマを決めるなど、参加のハードルを下げるといいでしょう。内定者の考え方を知る機会になるかもしれません。
また、オンライン化が進んでいる現代において、今後ますますWEB会議の機会は増えると思われます。オンライン交流会を何度か開催することで、WEB会議システムに慣れてもらえるというメリットもあるでしょう。

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内定者懇親会のプログラム

内定者懇親会を実施する際には、プログラムを作成しておくことが大切です。懇親会で実施することを明確に決めていないと、単におしゃべりするだけの集まりになってしまいがちで、仲間意識や入社の意思を高めるといった、本来の目的を達成できない恐れがあります。

懇親会のプログラムに含めたい3つの内容について見ていきましょう。

・自己紹介や社員との交流
・社風を伝える映像メッセージや職場見学
・一体感を生むグループワーク

自己紹介や社員との交流

内定者同士がお互いを深く知るためにも、最初に自己紹介をしましょう。名前や出身地、特技、サークル活動などの項目を提示しておくと、スムーズに自己紹介が進みます。
また、内定者同士である程度仲良くなれた後は、先輩社員と交流する時間をとりましょう。会社生活や仕事内容に関する疑問や、入社にあたっての悩みなどを、先輩社員に相談したいと思っている内定者がいるかもしれません。話しやすい雰囲気をつくり、内定者の不安を軽減する機会としても活用しましょう。

社風を伝える映像メッセージや職場見学

会社をより深く知ってもらうために、社風を伝える映像メッセージを流すこともできます。各部署を回って職場見学を実施すれば、内定者が入社後の生活をイメージしやすくなり「早く入社したい」というモチベーションを高めることにもつながるかもしれません。また、部署ごとの説明を詳しく行うことは、内定者が目指したい仕事を見つける際にも役立ちます。

一体感を生むグループワーク

お互いの理解を深めるため、内定者同士でグループワークをすることも有効です。予算やターゲットを絞って新規事業の構想を立てる、あるいは環境問題に対する取り組みを提案するといった内容のグループワークであれば、内定者も入社後を意識して取り組めるでしょう。
また、グループワークはチームとして働く練習にもなります。入社後は、周りと助け合いながらチームで仕事をすることになります。この機会に、コミュニケーション力を磨き、即戦力となる人材の育成につなげていきたいものです。

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内定懇親会の開催で注意する3つのポイント

内定者懇親会を有意義なものにするために留意したい3つのポイントと、その理由をご紹介します。

・何回かに分けて開催する
・最初は少人数ずつ集める
・内定者の気持ちに配慮する

1.何回かに分けて開催する

懇親会を一度開催するだけでは、仲間意識を高めたり入社へのモチベーションを高めたりするのは、なかなか難しいものです。何回かに分けて開催し、その都度「自己紹介する」「先輩社員と交流する」「会社の部署を理解する」などの目的をもった内容にすると、より意味のある懇親会にすることができるでしょう。
懇親会の回数を重ねることで、内定者同士が親しみをもち、仲間を見つけやすくなるというメリットもあります。内定者の中には知らない人と話すことが苦手な人もいますが、何度も会う機会があれば、また、人事が孤立しないようにフォローすることによって、人見知りであってもお互いにコミュニケーションが図れるようになるでしょう。

2.最初は少人数ずつ集める

内定者同士が仲間を見つけやすいように、最初は少人数の懇親会を開催することもおすすめします。気の合いそうなメンバーを揃えて、仲良くなれるようにサポートしましょう。
大勢の前では委縮してしまう人でも、少人数であれば話しやすいかもしれません。あまり会話が弾まないときには、次回の懇親会はメンバーを入れ替えるなどの調整をして、内定者同士の交流が進むように人事側でサポートしましょう。
ある程度仲間を見つけることができれば、ほとんどの内定者が徐々に大規模の懇親会にも参加し、仲間の輪を広げていきます。組織に早く馴染んでもらうためにも、まずは同期入社のなかで気軽に話せる仲間をつくれるような環境を提供しましょう。

3.内定者の気持ちに配慮する

内定から入社までの期間は、内定者にとっては必ずしも落ち着いて過ごせる期間とはいえません。就職活動がひと段落したことで張り詰めていた気持ちの糸が切れ、「内定ブルー」ともいわれる不安定で憂鬱な気分を味わう人もいます。
いくつかの会社から内定を受け取った学生のなかには、内定を辞退することで内定ブルーになる人もいます。せっかく企業からもらった機会を断ったことや、入社先を決めたことに自信が持てなくて、気持ちが沈むこともあるかもしれません。
また、卒論や卒業試験、ゼミの発表などが忙しくて、気持ちに余裕がなくなることもあります。そのような複雑な内定者の気持ちに寄り添うためにも、懇親会や交流の場をつくることが有効です。人事担当者が内定者に個別に声をかける、メールやチャットなどでいつでも相談できる環境を提供することも大切です。

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まとめ:事前準備をしっかりと! 有意義な内定者懇親会を

まとめ_事前準備をしっかりと! 有意義な内定者懇親会を

内定者懇親会を開催することで、内定者一人ひとりの性格や考え方を理解できるだけでなく、内定者の仲間意識や入社モチベーションの向上も実現できます。また、不安や緊張を感じている内定者の気持ちに寄り添い、サポートすることもできるでしょう。
意義ある懇親会を成功させるためには、プログラムを事前に準備しておくことが大切です。また「少人数ずつ集めること」「何度かに分けて実行すること」「内定者の気持ちに配慮すること」の3つのポイントに留意し、入社後にもつながる懇親会を開催しましょう。

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