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新入社員に教えたい、好感をもたれる会話5つのポイント

2020年3月18日更新

新入社員に教えたい、好感をもたれる会話5つのポイント

新入社員が一人前の社会人として成長するためには、相手の立場に立った会話ができるようになることが欠かせません。そこで今回は、好感をもたれる会話の5つのポイントをご紹介します。

「社会人らしさ」とはどんなことか

社会人には自分で考え行動する"自律性"が求められます。これから長く仕事をすることになる新入社員には、この時期にぜひ「自ら考える」というくせをつけてもらいたいものです。相手に好感をもたれる会話を教えるときにも、なぜそれが大切なのか、その前提となる「社会人らしさ」とはどういうことかということを、まずは自分なりに考えてもらうといいでしょう。
では、「社会人らしさ」とはどういうことでしょうか。PHP通信ゼミナール『<新版>【記述添削式】めざせ!プロ社会人。』のテキストを参考にしてご紹介していきます。
私たちは、仕事上も生活上も、お互いに迷惑をかけたり、助け合ったりしながら生きています。だから、何かをしようと思うとき、周囲の人への影響を考え、悪い影響を小さくするような心遣いをすることは、円滑な社会生活をするうえで大切なことです。他人に不快感を与えないような気遣いをする、自分の都合の前に相手への影響や相手の都合を考えることなどができる人でありたいものです。これは、社会人になるために大切なことです。
社会人らしさには、多くの側面があります。新入社員は今後、仕事や生活を通して社会人らしさを身につけていくことになりますが、相手の都合を考えるということは、社会人らしさを身につけるうえでの一つの基本姿勢となりますから、この時期にぜひ教えておきたいものです。


好感をもたれる会話のポイント

では、社会人としてふさわしい会話について考えてみましょう。仕事をするうえでは、さまざまな考え方や立場の人とのコミュニケーションが不可欠です。自分や自分が所属する組織、会社の考えや意思を伝えるには、相手に伝わるようにきちんと話さなければなりません。そして、相手と良好な関係を築くためには、情報を一方的に伝えるのではなく、相手の話を聞くことが重要になります。よい会話、建設的な話し合いをするには、話すことと聞くことのバランスをとることが大切です。
以下に新入社員に覚えておいてもらいたい会話のポイントをまとめましたので、ぜひマスターしてもらってください。

(1)要点をおさえて簡潔に話す
(2)"イエス・バット法"で相手の話を肯定的に受け止める
イエス・バット法とは、相手の考えや話の内容に賛成できなくても即座に否定しないで、「なるほど、......ということですね」とまず受け止めることです。賛成できないからといって「それはおかしいですね」とか「それには反対です」といってしまうと、会話の入り口から平行線になってしまいます。イエス・バット法とは、イエス→バットの順序で会話することです。相手の発言をいったん受け止めた上で、「たとえば、このように考えるとおかしいでしょうか」などと、あなたの考えを相手に伝えます。会話や話し合いは、相手との接点を見つけないことには始まらないからです。

(3)正しい敬語を使う
(4)早口にならないように注意する
(5)相手の反応を見ながら話し、相手にも話させるようにする
前述したイエス・バット法にも通じることですが、大切なのは、相手の反応(言葉だけでなく、態度なども含めて)を確かめながら話すことです。自分の考えを伝えよう、わかってもらおうという気持ちが強すぎると、どうしても相手のことを理解しようという気持ちが弱くなります。しかし、自分の話を聞いてくれない人の話は受け入れられないのが人の心の常、ということを忘れてはなりません。


社会人の心構えからビジネススキルまでを学ぶ通信教育

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、集合研修を取りやめる企業が増えてきました。昨年までは研修で教えていた社会人としての考え方、ビジネスマナー、コンプライアンス、仕事の基本などをどうやって身に付けさせるかという問題に、頭を抱えておられる人事教育ご担当者も多いと聞きます。
「全員を一堂に集めての研修は、当面、実施できない」
「eラーニングを検討したが、新人にPC・モバイルやネット環境を用意するのが間に合わない」
「同じ学ばせるなら、新入社員の手元に残るものにして、入社後も振り返りができるようにしたい」
そんな状況の皆様にお勧めしているのが、いますぐ始められる郵便添削式の通信教育です。なかでも本稿でご紹介したPHP通信ゼミナール『<新版>【記述添削式】めざせ!プロ社会人。』は、各項目について「なぜ、そうするのか」「なぜ、必要なのか」という新入社員の疑問に明確に答えながら、確実な理解を促します。また、記述式中心の問題ですので、書く力と考える力を向上させることができます。ぜひこの機会にご活用をご検討ください。
本コース以外にも、多彩な教育コンテンツを用意しております。ぜひ、お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。


※本記事はPHP通信ゼミナール『<新版>【記述添削式】めざせ!プロ社会人。』のテキストを抜粋・編集して制作しました。

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【監修者紹介】
水井正明 (みずい・まさあき)
1938年、京都に生まれる。1960年、関西学院大学文学部哲学科卒業。1991年、南山大学大学院経営学研究科経営学専攻博士前課程修了。1996年、関西学院大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。1962年、経営コンサルタント活動を始める。1966年、兵庫県芦屋市に「産業社会学研究室」開室。1968年、名古屋市に(株)産研を設立する。現在、産業社会学研究室室長。松下グループを始め各社で、行動科学、組織開発、社会学をベースにした教育、教育担当育成、海外での教材開発、講演活動、企業診断を担当する。著書多数。

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