Z世代の新入社員育成 成長を加速させるために組織全体で取り組むべきこととは?【DL資料配布中】
2025年5月19日更新
Z世代の新入社員を育成するポイントは、どこにあるのでしょうか。X世代、Y世代との価値観・特徴の違いや、育成アプローチ、リテンションと早期戦力化を成功させるためのポイントを解説します。Z世代の新入社員の特徴をふまえた育成プログラム資料(PDF)、上司・先輩向け研修プログラム資料(PDF)も無料配布中です。
INDEX
Z世代の仕事観と特徴 X世代、Y世代とどう違う?
今年も多くの企業にZ世代と呼ばれる若者が入社しました。弊社でも、公開型・派遣型問わず新入社員研修を担当させていただくなかで、彼ら・彼女らの"リテンション(定着)"と"早期戦力化"は、各社の組織・人事領域において最重要テーマの一つであると、あらためて実感しています。
Z世代の特徴としてよく挙げられるのが、「自己のアイデンティティを確立したい」と「他者から認められたい」という、いわば"内と外"双方の欲求を同時に持っている点です。世代別に仕事観を整理すると、以下のような変化が見られます。
●X世代:就社精神
「仕事=人生」
安定志向で終身雇用を前提に、組織のために働く価値観
●Y世代:就職精神
「仕事=自己実現」
キャリア形成ややりがいを重視し、職種を軸に転職も選択肢に
●Z世代:就私精神
「仕事=手段のひとつ」
副業や柔軟な働き方を好み、自分らしい働き方を追求
自分の価値観に合った環境でこそパフォーマンスを発揮する傾向
Z世代の新入社員への育成アプローチ
Z世代の「内なる成長欲求」と「外からの承認欲求」を満たすには、「意義を感じられる仕事」と「認められる環境」の両立がカギになります。
●内面的な成長(納得感・安心感)を促すには
・仕事の意義や目的を丁寧に伝え、「なぜやるのか?」を腹落ちさせる
・柔軟で多様なキャリアパスを提示し、将来像に対する不安を和らげる
●外面的な成長(関わり・承認欲求)を支援するには
・日々の承認・フィードバックを頻度高く、タイムリーに行う
・「競争」ではなく「共創」をベースとした、協力し合える職場文化を築く
研修でのアプローチと、職場・制度の工夫が必要
Z世代の新入社員育成では、研修でのアプローチと職場・制度の工夫、その両輪が必要です。
そして何より大切なのが、Z世代の新入社員に日々かかわる上司・先輩・OJTリーダーの意識改革やスキルの醸成です。特にOJT担当者や若手リーダー層が、Z世代の価値観を理解し、適切な関わり方を学ぶことで、職場全体が成長の場へと変わっていきます。
Z世代・新入社員育成プログラムをダウンロード(無料)
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上司・先輩社員向け研修プログラムをダウンロード(無料)
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