「ロジカルシンキング(論理的思考力)向上研修」のご提案
2023年9月26日更新
これからの時代、ますます重要になるロジカルシンキングを、演習を中心に学ぶ「ロジカルシンキング(論理的思考力)向上研修」の講師派遣研修プログラムをご提案します。
ロジカルシンキングの基本スキルを習得
変化の激しい時代、外部環境・内部環境がどう変化するのか、それに対してどういう対策を打つべきか、といったように、今後起きるであろう変化に対する対応をあらかじめ見通すことが重要になってきます。働く人一人ひとりが、物事を体系的に整理し、矛盾が生じないように筋道立てて考えるという思考の癖をつけることは、生産性の向上にもつながります。
「ロジカルシンキング(論理的思考力)向上研修」(講師派遣型研修プログラム)
ビジネスや日常生活において不可欠な「論理的に情報を収集・整理・活用・出力する能力」を、参加型のプログラムにより、実践的に修得します。
対象:ロジカルシンキングのスキルを身につけたい方(1開催あたり25名以内が望ましい)
研修の特徴
1.演習中心のプログラムで、楽しく参加でき、気づきや学びが多く得られます
2.ロジカルシンキングの基本的な考え方がわかりやすく理解でき、身近なところに論理的思考があることを認識できます。これにより、業務・職場や日常生活のさまざまな場面で論理的思考力を生かす行動を始めるようになります
3.研修で得られた価値と今後の行動項目を明確化します。これにより、研修成果が職場で生かせるようになります
研修プログラム
事前課題:演習のテーマに沿った情報をリストアップする
9:00
◆開講
オリエンテーション、開講挨拶
9:10
(1)オープニング
・研修概要、講師自己紹介
・グループづくり【自己紹介】
・ロジカルシンキングとは
*研修に関する予告とグループ作りをすることで、研修の雰囲気づくりを行う。また、自己紹介の振り返りから、ロジカルシンキングの基本的な考え方を理解する
9:45
(2)ロジックツリーによる構造化
・ロジックツリーとは
・【演習】項目の階層あわせ(ストラクチャーの留意点)
・【演習×2】MECE(モレなくダブリなく)とは
・【演習】ロジカルな内容構成(構造化チェック)
*論理的に思考する際の基本となるロジックツリー(ツリー構造)について、気をつけるべきポイント(階層あわせ)を含めて学ぶ。同時に、MECE(モレなくダブリなく)の考え方を習得する。特に、ロジカルな内容構成を学ぶことで、報告などの質が変わることを体験する。
※昼食休憩 1時間
13:00
(3)論理思考の図解と整理
・【演習】プロセス
・【演習】情報整理とフレームワーク
・【演習】フレームワークによる問題点整理(業務や職場の問題点整理)
・【演習×2】フェルミ推定による分解思考(大きなものを"あたり"をつけて推測する力をつける)
*プロセス(流れ図)やフレームワーク(思考や情報整理のための枠組み)の考え方を習得し、ものごとを効果的にビジュアル表現・整理する方法を学ぶ。また、実はプロセスにおいても押さえどころはツリー構造と共通していることやフレームワークとMECEがつながっていることなどを体感する。
同時に、フェルミ推定の考え方を使い、物事をロジカルに整理することで、大きなものでも分解して考えることができるようにする。
15:40
(4)論理のベースとなる2つの思考法
・【演習】演繹法と帰納法
・演繹法と帰納法の落とし穴(気をつけること)
*論理思考のベースとなる演繹法(三段論法)と帰納法(ルールの抽出)について、事例を踏まえて学習する。さらに論理展開上、コミュニケーションにおける落とし穴(気をつけること)を学ぶ。
16:40
(5)まとめと今後の行動(クロージング)
・研修のキーワード
・【個人作業・討議】研修の成果確認と今後の行動
・総まとめ
*研修で得られたことを整理し、研修の「価値」を確認する。同時に、今後、職場や日常生活の中でロジカルシンキングをどのように活用するかを考え、行動項目を抽出する。
17:00
◆閉講挨拶、連絡事項